マネー研究所

人生を変えるマネーハック

手数料ゼロ 生活資金の口座はネットバンクに サブバンクをマネーハックする(2)

2017/3/13

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 今月はメインバンク(給与振込口座)とペアにして活用するもうひとつの銀行口座、サブバンクについて考えています。今週はサブバンクに日常生活資金をおき、頻繁にお金をおろす口座として活用する方法を考えてみましょう。

 私たちがお金をおろすATMですが、無料でおろせるのは銀行の業務時間内です。メガバンクではみずほ銀行と三井住友銀行は平日の午前8時45分から午後6時までなら自行ATMから無料でおろせます。三菱東京UFJ銀行は午後9時まで無料です。

■超低金利時代にATM手数料を払うのはもったいない

 しかし、それ以外の時間つまり「時間外手数料」は有料です。土日や祝日は「土日祝日手数料」を設定する銀行もあります(三菱東京UFJ銀行は土日祝日も日中利用なら無料)。違う銀行でお金を下ろすこともできますが、この場合は「他行ATMの利用料」がかかります。これらは該当すれば108円ずつ加算されていくのが基本的なルールです。

 超低金利のご時世に108円も銀行に手数料を払うことほどもったいないことはありません。何せ100万円の預金の利息(0.01%)が年100円ですから、年に一度でもATM手数料を払うと収支はマイナスになります(実際には利息から税を20%引かれるのでもっと損をする)。

 そして、マネーハック的にもう一歩踏み込めば「そもそも利息があろうがなかろうが、ATMの手数料を払ってはいけない」と考えるべきです。利息はお金を預けたことへの対価であり、運用の収益です。資産形成に回すべき貴重な収益をATM手数料で相殺してはいけないのです。

■メガバンクでコンビニATM手数料ゼロは難しい

 メガバンクの自行ATMについては時間外や土日祝日さえ利用しなければ、手数料を払わなくても済みます。ところが、他行ATM、特にコンビニATMの利用については平日であっても一定の制約を設けている銀行がほとんどです。一定回数まで無料とするというのが一般的で、いつでも無料で自由に使えるわけではありません。

 預金残高など所定の取引条件を満たした場合、コンビニATMの利用料はみずほ銀行、三井住友銀行が月4回、三菱東京UFJ銀行は月3回まで無料になります。所定の取引条件は銀行によって異なりますのでウェブサイトなどで確認しましょう。

 ATM利用料がかかるからと、ATMに寄るたびに何万円もおろして多額の現金を手元に置く人がいますが、これはお勧めできません。行動心理学的にも無駄づかいを誘発するリスクがあるからです。私たちは「財布に入っている金額=使ってもいい金額」と考えてしまいがちだからです。

 こまめに現金を下ろし、かつATM手数料を払わないためにはATMのロケーションがポイントになります。たとえば支店のATMが通勤ルートや職場に近いのであればあまり苦労はしないでしょう。

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