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中国で大人気、「シェア自転車」がはやるワケ

2017/3/12

PIXTA

 今、北京や上海といった中国の大都市に行くと、オレンジや黄色の自転車に乗った人を多く見かけるだろう。中国で爆発的に拡大しているシェア自転車だ。

■GPSで自転車検索、乗り捨て簡単で人気の「Mobike」

 オレンジと銀色の自転車は「Mobike(摩拝単車)」。車体にはGPSと通信チップが内蔵されていてスマートフォン(スマホ)のアプリで空いている自転車を探すことができる。

銀色の車体にオレンジの車輪が「Mobike」
自転車の場所はアプリで簡単にわかる

 認証が終われば、利用は簡単だ。アプリのカメラで自転車についているQRコードを読み取るだけで開錠される。目的の場所に着いたら、鍵をかければ、それが返却になる。鍵をかけたとの情報が車両からセンターに送られ、自動的に決済される。アプリ側にも完了を認識した旨が表示され、利用料金がわかる。

QRコードをアプリで読み取ると、解錠される

 このような仕組みのため、途中で自転車を駐輪し、買い物などをした後にまた同じ車両に乗るといった使い方は難しい。ただし、別の車両をすぐに見つけることができるので、あまり気にならずに利用できる。

 自転車の故障についてもユーザーがアプリを通じて故障発生を知らせることが可能だ。故障連絡が入っている車体は利用しようとしても解錠できない。

 料金は中国ネット通販最大手、アリババ集団のスマホ決済サービス、アリペイ(支付宝)や中国で最も利用されているチャットサービス、ウィーチャット(微信)の決済サービス、ウィーチャットペイ(微信支付)で支払う。

 サービス開始当初に並んでいた車両は利用料金が30分1元(約16円)で車体もかなり重く、こぐのに力を要した。その後、30分0.5元で車体も軽い「Mobike Lite」が投入された。自由に乗り捨てられるので、場所によって車両の数が偏ってしまうこともあるが、夜間などにトラックで自転車を運び、配置場所を調整しているようだ。既に20を超える都市で10万台以上が配置されている。

 なお、利用前にはユーザー登録が必要だ。まずパスポートなどの身分証明書画像を送信し、本人認証をする必要がある。また保証金として299元(約5000円)を支払わなければならない。

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