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「運動ノルマ」が疲れを残す 眠りと食事を見直そう

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NIKKEI STYLE

日経ヘルス

「体が疲れている」と感じていても、その疲れの正体は、実は「脳の疲れ」だという。仕事や運動などで疲労を感じるのは、自律神経の中枢と呼ばれる部分で、生体アラームとして疲労が体に現れる。どのようにケアすれば効率よく脳の疲れが取れるのか。最新情報を3回に分けて紹介する。2回目は脳疲労のセルフケアについて解説しよう。

◇      ◇

前回記事「疲れの原因は脳の疲労 ミトコンドリアが『さびる』」で紹介したように、疲労の原因の多くは脳にあることがわかってきた。では、どうしたら疲れをためないようにできるのだろうか。

東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長は「(1)自律神経を疲れさせないようにする、(2)回復を早めること(翌々日に疲れを残さない)が大切。早く回復させないと、神経細胞がさびついて脳が老化してしまう」と話す。

(1)については、私たちがよかれと思ってやってしまいがちな行為がたくさんある。「運動は体調に合わせてするものなのでノルマを決めている時点でNG」。(2)については、とにかく睡眠の質を高めることが大切だという。「眠る直前の食事、運動、入浴は避けたほうがいい。また"いびき"も睡眠の質を悪くする原因」と梶本院長。

若いころはいびきをかかなかった人も注意が必要だという。「女性は更年期になり女性ホルモンが減ってくると、それまではかかなかった人もいびきをかくようになることが多い。いびきの音が小さく、寝息レベルだったとしても睡眠の質を下げるので注意が必要」と指摘する。

回復を早めるもう一つの方法としては、抗酸化物質を摂取することが挙げられる。一般的に抗酸化物質として知られている、アントシアニンやカテキン、ビタミンCなどは作用する時間が短いのが弱点だという。

「仕事や運動をしている間中ずっと効果が続き、血液脳関門(脳の神経細胞を有害物質から守るバリアー機能)を通り自律神経の中枢に直接働きかける物質がないか研究を続けた結果、イミダゾールジペプチドという物質を発見した。これは鶏の胸肉に豊富に含まれている。渡り鳥などが長時間疲れずに羽を動かし続けられるのは、羽を動かす筋肉である胸肉に抗酸化物質が大量に含まれているから」と梶本院長。

イミダゾールジペプチドは、海を回遊するマグロやカツオなどの大型魚にも含まれている。長時間にわたって抗酸化作用を発揮する食品を摂取して脳の疲れを取ろう。

ウエストポーチをつけて寝てみよう

あおむけで寝ると、舌の根元やのどの筋肉が重力で垂れ下がり、いびきをかきやすく疲れが取れにくい。いびきをかいたり、もしかしたらいびきをかいているかも? と不安に思う人は、横向きで寝よう。

梶本院長お薦めの方法は、テニスボールを入れたウエストポーチを体の前後に装着したまま布団に入ること。ウエストポーチが1個だけの場合は後ろに当てる。体は右を下にしよう。自然に横向き寝を朝まで継続できる。筒状の抱き枕に両手と両脚をからめて眠るのも効果的だ。

梶本修身さん
東京疲労・睡眠クリニック(東京都港区)院長。大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授。産官学連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者。著書に『すべての疲労は脳が原因』(集英社新書)ほか。
倉恒弘彦さん
関西福祉科学大学健康福祉学部学部長(大阪府柏原市)、大阪市立大学医学部客員教授。東京大学大学院特任教授。「慢性疲労症候群の病因病態解明と画期的診断・治療法の開発」(厚労省研究班)の代表研究者を務めるなど、同疾患の世界的研究者。

(ライター 渡邉由希、構成:日経ヘルス 羽田光)

[日経ヘルス2017年4月号の記事を再構成]

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