株式・投信

七転び八起き

転勤機にマンション投資で収益

2017/3/6

 「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
 今回はハッカーさん(36) サラリーマンの傍ら不動産投資や外国為替取引を続ける。妻を社長にして法人設立も検討。

■2014年~

ハッカーさん 家族の力を結集して資産を築きたい

 社命で東京から札幌へ転勤。30歳の時に東京都渋谷区に新築で購入した自宅のワンルームマンションは賃貸に出したが、家賃収入と35年ローンの月々の支払いとの差額が5万円弱のプラスになった。新たに豊島区と港区内にも投資用の中古ワンルームマンションを15年ローンで購入した。

■16年~

 豊島区内で2400万円で購入した中古ワンルームマンションを2900万円で売却。頭金100万円で組んだ15年ローンの残債は約2000万円になっていた。不動産業者への仲介手数料や不動産譲渡所得税などを差し引いた額が手元に残る。

 外国為替取引では円高局面でドルを売って利益を積み重ねてきたが、11月の「トランプ相場」の急激な円安で多少の損失を被った。それでも年間約160万円の利益を上げることに成功した。

■17年~

 「陸マイラー」としてせっせとためているアメリカン・エキスプレス(アメックス)カードのポイントが24万ポイントを突破した。提携の航空会社に1ポイント=1マイルで交換可能なので、今年はビジネスクラスの特典航空券で妻とヨーロッパ旅行を計画している。家計を同一にしている妻と父に家族カードを渡し、公共料金や身の回り品の購入など日常のありとあらゆる支払いをすべてカード払いにしている。これで3人分のポイントが本会員にたまっていく。これで毎年、家族旅行を楽しみたい。

 今年の目標は、個人事業主としてピアノ講師の仕事をしている妻を代表社員(社長)にし、合同会社を設立すること。06年施行の会社法が新たに設けた合同会社は、株式会社に比べ設立の手続きが簡素で初期費用も安い。妻と自分が「社員」となり、音楽事業だけでなく不動産事業なども手掛ける収益会社に成長させていきたい。個人でやるよりも節税効果が得られると考えている。

[日経ヴェリタス2017年2月26日付]

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