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2016年はブラジルの年だった 投信騰落率ランキング

日経マネー

2017/3/10

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日経マネー

 今回は、2016年の1年間における投信騰落率ランキングを取り上げる。上位の顔ぶれで目立つのが、15本中7本を占めたブラジル株関連だ。

 ブラジルの代表的な株価指数であるボベスパ指数の、同期間の上昇率(円ベース)は約60%。16年の初めまでは、財政危機などが取り沙汰されたことで下落基調だったが、テメル新大統領の経済再生への期待などから年後半にかけて上昇を続けた。

 株式型に限らず、債券投信や通貨選択型投信などを含めると、実に10本がブラジル関連となった。リオ五輪の熱気はまだ記憶に新しいが、16年は投信の世界でも「ブラジルの年」となった格好だ。

過去1年間の騰落率ランキング(2016年12月末時点)

 首位の「株式&通貨 資源~」は、北米の資源関連中小型株に投資し、為替部分で資源国通貨の値上がり益や金利差収益を狙う“2階建て”の投信。この為替取引にもブラジルレアルが一部組み込まれている。

 近年の年間首位投信も振り返ってみたい。15年に約37%上昇し、首位だったのは国内株投信「MHAM 新興成長株オープン」。16年は約5%の上昇にとどまったが、同タイプの投信の中では上位をキープした。

 14年はインド株投信の上昇が目立った年で、首位の「T&Dインド中小型株ファンド」の上昇率は80%を超えた。16年は3%強のマイナスだったが、インド株投信の中ではマイナス幅は比較的小さく、やはり運用の優位性は保っている。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2017年4月号の記事を再構成]

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