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部屋片付けるとやせる! 空間心理カウンセラーが指南

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NIKKEI STYLE

日経ヘルス

一見、無関係に思える「片付け」と「ダイエット」。しかし、「この二つは密接で、片付けてやせる人も多い」と空間心理カウンセラーの伊藤勇司さんはいう。ポイントは、3カ所だけ片付けること、しかも捨てなくてもOK。やせる部屋になる片付け方をご紹介します。

「部屋が片付くとやせる人が多い」

やせたくてもやせられない、ダイエットが続かない……。そんな人は、部屋が散らかってはいないだろうか? これまで8000人もの片付けを指導し、9割以上を成功に導いた空間心理カウンセラーの伊藤勇司さんは「部屋が片付くとやせる人が多い」と断言する。片付けられずやせられない人には共通点があり、「物が多く、物をぞんざいに扱いがち」「客観的に自分を見るのが苦手」だという。

昨今の断捨離ブームで「片付け=捨てる」と考えがちだが、伊藤さんは「無理に捨てる必要はない」と異論を唱える。「重要なのは、今の自分が持っている物と向き合い、大切にすること。これが自分自身を大切にする気持ちと結びつき、食事や生活、自分自身を客観的に見直すきっかけにもなる」(伊藤さん)

「すべてを一度に、完璧にしようとしない」のも重要だ。伊藤さんは「1カ所を片付けたら、まずそこをキープすること。それができた自分を褒めて、自信を積み重ねることが秘訣」という。

伊藤さんが提唱する片付けの基本は「出す・磨く・戻す」というシンプルな3ステップ。また、理想の体形を目指すなら、片付けるのは部屋の3カ所だけでいい。次ページからは、具体的な方法を紹介していこう。

【片付けられずやせにくい人の特徴】

自分をおろそかにしやすく、心がどこか満たされない部分があると、物が増えやすい傾向に。

1.自分を客観的に見るのが苦手なことが多い

自分の考えや必要としている物を把握したり、意識化することが不得意。自分や物と正面から向き合うことを避け、身近にある物事を大切にしようという意識に欠けてしまいがち。

2.物が多いので動くのが面倒 物をぞんざいに扱いがち

物をぞんざいに扱い、何でも床に置くので空き面積が少なく、動くこと自体がおっくうに。片付けがますます面倒になり、考えるだけで疲れて行動に移せない負のスパイラルに。

3.自分より他人を優先 物でストレスを発散しがち

人や社会のために役立ちたいという思いが強く、外部からの影響を背負いがち。他者との関係で自分をコントロールできないストレスのはけ口が、物欲や食欲に向かってしまう。

【やせる部屋づくりは、たった2つのルールを守るだけ!】

1.無理に捨てなくてもOK

「捨てればすべてがうまくいく」と思うのは間違い。むしろ意識したいポイントは「今ある物を大事にする」という考え方だ。まずは自分の現状を確認し、本当に好きな物/必要な物を客観的に把握すること。これによって、不要な物は無理なく自然と手放せるようになる。

2.まずは「1点」だけをキレイにする

完璧主義は気力が続かないばかりか、すぐ部屋が荒れるリバウンドの原因に。そこでまず1カ所を定め、そこだけを片付けて1週間キープしてみよう。キレイな状態が習慣化することでその快適さを体感し、小さな成功体験を積み重ねることがモチベーションにもつながる。

【基本の3ステップで誰でもラクに片付けられる!】

STEP1 出す

まずは片付けたい場所から物をすべて出し、1カ所にまとめる。その際は何も考えず、機械的に、一気に行うのがポイント。ただし、この時点で明らかに不要な物があれば処分してもOK。

STEP2 磨く

しまう場所をキレイに掃除したら、中にあった物を乾拭きする。ゴシゴシこする必要はなく、一つずつを大切に、丁寧に扱うように意識。思い出にはひたらず、淡々と作業をこなすこと。

STEP3 戻す

自分が好きな物やよく使う物から順に、元の場所へ戻していく。この作業で不要な物が自然と淘汰されるうえ、掃除した空間をキレイに保ちたい気持ちが芽生えて選別もより明確に。

【3カ所でOK! "やせる部屋"になる片付け方】

「欲望や情報に流されてダイエットが続かないのは、自分がなりたいイメージが確立できていないのも一因」と伊藤さん。自分を気合いでコントロールするのが難しくても、ここで紹介する3カ所を片付けるだけでそのイメージが明確化するという。

「物が散乱した床から物をいったん取り除くことは、片付いたイメージを視覚から脳にインプットするのに有効。また洗面所やクローゼットの片付けは、自分の美意識を磨き、自分を客観視し、理想のスタイルを明確にする効果がある」(伊藤さん)。今日できるところから始めよう!

【Area01 床】 まずは物を床から上げ、床の面積を広げる

荒れている部屋の多くは、床に物が置き散らかされた状態。まずは物理的に床の空き面積を広げることで、片付いた部屋の具体的なイメージを視覚から脳にインプットしよう。

床の物は1カ所にまとめて置く

部屋に「散らかしていい場所=とりあえず物を置くスペース」を作り、散乱した物はすべてここへ。床の空間が「動き」や「循環」を生み出し、現状を好転させるきっかけにもなる。

一つずつ"磨き"ながら本来あるべき場所に戻す

床に空間ができると、物を集めて散らかった場所が気になり始めるもの。まずは本来の収納場所をキレイにし、物の汚れやホコリを落としたら、それぞれの場所に戻していく。

【Area02 洗面所】 鏡を磨くことから始める

洗面所は「美」をつくる出発点。特に鏡は輝きが目に見えて分かるため、優先してキレイにすべき場所だという。磨いた後の違いがやる気をもたらし、自分を美しく保つ努力に結びつく。

洗面ボウルをキレイに磨く

放置すると水アカや雑菌が繁殖しがちな洗面ボウル。排水溝などの細部まで汚れを落とし、蛇口まわりも輝きを取り戻すと身も心も晴れやかに。自分をケアすることが楽しくなるという。

洗面アイテムを取り出し、"磨いて"から戻す

雑然と置かれた歯磨きやヘアケア・スキンケア用品は美容への意識を低下させるもと。一度全部を取り出し、キレイに拭いて使いやすい位置に収納を。古い化粧品は処分しよう。

【Area03 クローゼット】 自分の服の傾向を知る

クローゼットは「自分がどう見られたいか」「どんな自分を演出したいか」が表れる場所。着やせする服、体のラインを隠す服ばかり選んでいない? ここを整理することで理想のスタイルが明確になる。

クローゼットの中の服や小物を確認

まずは服や下着、小物の種類や量などの現状を把握することで、整理がはかどりやすくなる。古くて着ない・状態が悪い・今の自分に合わないなどが明らかな場合はここで処分を。

着る服、着ない服を分け、着たい服を考える

着ない服はその理由を自分に問いかけ、必要ないと感じたら処分しよう。さらに自分が本当に着たい服を分類したり、やせたら着たい服を意識化することで理想のボディーに近づける。

伊藤勇司さん
空間心理カウンセラー
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。引っ越し業で1000件以上の現場を経験、部屋と心の相関性に着目し、心理的な側面から片付けを指導。著書に『人生が変わる!片づけ&掃除術 部屋は自分の心を映す鏡でした。』(日本文芸社)、『片づけは「捨てない」ほうがうまくいく』(飛鳥新社)。

(ライター オカモトノブコ)

[日経ヘルス 2017年2月号の記事を再構成]

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