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ぶり大根も失敗ゼロ 誰もが料理上手、最新電気調理鍋

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新年度スタートに合わせて、新しい部署へ異動したり家族が仕事に復帰したりと生活リズムが変わる人も多い季節。電子レンジで温めるくらいしかしたことがないという人も、自分のため、家族のために、このタイミングで料理に挑戦してみてはどうだろう。最新の調理家電を使えば、難しいイメージがある煮込み料理も失敗なく作ることができるのだ。

今では多くの電気調理鍋が発売されているが、特性や機能、使い方には機種ごとに違いがある。今回は電気調理鍋の選び方を紹介しよう。

時短にも「短時間」と「ほったらかし」がある

電気調理鍋を使う大きなメリットは「時短」調理ができることだ。ただし、この時短には2種類の意味がある。「短時間」と「ほったらかし」だ。

圧力タイプの電気調理鍋は、「短時間」で調理できるのが特長。短時間で肉や魚を柔らかくしたり、味を染みこませたりできる。文字通り、「時短」である。

それに対して、最近増えてきたもうひとつの時短が「ほったらかし」だ。調理時間自体は短くならないが、調理中に手をかける必要がないため、キッチンを離れて他の家事ができる。つまり調理時間の「時短」ではなく家事全般の「時短」になる。

電気調理鍋によって時短のタイプが違ってくる。自分に合った時短を検討し、ライフスタイルにマッチした電気調理鍋を選ぶことが重要だ。

無水調理もできる「ほったらかし」の代表格「ヘルシオホットクック」

現在、電気調理鍋のトレンドは「ほったらかし」タイプだ。その代表が、シャープの「ヘルシオホットクック」。フタを密着させ、内部の水分を逃がさずに調理する「無水調理」ができる。面白いのがフタの内側に装備されているアーム状の「まぜ技ユニット」。加熱の状態を見ながら、最適なタイミングで全体をかき混ぜるので、味がよくなじむ。

料理が苦手な人にとってうれしいのが、「肉じゃが」や「八宝菜」など、多くの自動メニューを搭載している点。具材をセットしてメニューを選べば、あとは全自動で料理が完成する。火加減の調整や具材をかき混ぜる手間も掛からないのだ。

ただし圧力調理機能を搭載していないため、調理時間を短縮することはできない。カレーなら約60分と、煮込み時間はそれなりに掛かる。

しかし、ほかの電気鍋には見られない「予約調理機能」を搭載しているため、あらかじめ具材をセットしておけば、食材が腐敗する温度帯を避けて適温をキープし、予約時間までにおいしく煮込んでおいてくれる。出勤前に食材を入れて時間をセットしてからでかければ、帰宅したときに出来たての料理を食べることができる。

容量は1.6リットルだが、昨年末には大容量2.4リットルタイプも登場した(実勢価格6万6500円)。カレーの場合、1.6リットルなら4人前、2.4リットルを使えば6人前を1回で作ることができる。簡単に大量の煮込み料理もできるので、上の写真のようなタイをまるごと1尾使った、イタリア料理の「アクアパッツァ」を作って来客たちを驚かせるなんてことも。

ヘルシオホットクックのメリットとデメリット
◎ 水を入れない無水調理ができる
◎ まぜ技ユニットが全自動で混ぜ合わせてくれる
◎ 大容量2.4リットルサイズも登場
× 煮込み料理にはそれなりに時間が掛かる
× 肉を短時間で柔らかくするといった使い方には不向き

おかず調理機能も充実した炊飯器「バーミキュラ ライスポット」

愛知ドビーの「バーミキュラ ライスポット」は、2016年12月1日に発売されたほったらかし系の電気調理鍋。名前の通り、メインの機能は炊飯器だが、おかず調理モードを用意。さまざまな料理が作れる。(「話題の炊飯器 ツヤツヤごはん、おかず調理機能に驚き」参照)

そもそもコンロなどで使っていた鋳物ホーロー鍋を、全自動で使えるように家電化したものなので、これまでコンロで作っていた料理のほとんどが、バーミキュラ ライスポットで調理できる。

加熱機能自体は、非常にシンプル。おかず調理モードでは、中火、弱火、極弱火の3段階の火かげんが設定できる。30~95℃まで調整できる保温機能を使えば、食材に焼き色を付けるなど、多彩な加熱調理も可能だ。

なかでも面白いのが、保温機能を使った低温調理だ。例えば、中火モードで食材に焼き色を付けた後、60℃で1時間保温するだけで、簡単にローストビーフが作れる。また、鍋の密閉性を生かした無水料理も可能。水を全く使わず野菜の水分だけで作った無水カレーは絶品。この低温調理と無水料理が、バーミキュラ ライスポットの魅力だ。

ただし、注意点もある。バーミキュラ ライスポットは、鋳物ホーロー鍋とIHヒーターを組み合わせた製品であるため、一般的な家電製品より鍋に近いといえる。加熱時は取っ手も含めてかなり熱くなるし、鍋自体も約4.0kgと軽くはない。

バーミキュラ ライスポットのメリットデメリット
◎ 無水調理ができる
◎ タイマーと火かげんを設定するだけで煮込める
◎ 鍋部分だけコンロにかけることもできる
× 鋳物製の鍋なのでかなり重たい
× 自動機能はタイマーのみ

可変と一定圧力をメニューで切り替えられる「煮込み自慢」

圧力方式を採用した電気鍋の代表が、象印マホービンの「煮込み自慢」だ。かたまり肉などを柔らかくし味を染みこませたい場合に便利な、1.2気圧まで圧力をかけたあと、一気に圧力を抜いて減圧、というプロセスを繰り返す「可変圧力機能」を搭載。短時間でしっかりと味を染みこませられる。魚介や野菜など煮崩れしやすい食材は、1.2気圧の圧力をかけ続ける「一定圧力モード」で煮込めば、煮崩れを防げる。

40~100℃まで10℃単位で切り替えられる低温調理にも対応。食材にゆっくりと火を通すスロークッカーとしても利用できる。

ただし注意点もある。食材に圧力をかけることで加熱時間は短縮できるが、その前後に必要な加圧時間や減圧時間を含めると、調理時間全体はそれほど短くはならない。

また、100メニューを掲載したレシピが付属するが、そのなかに全自動メニューはそれほど多くない。途中でやらなければならないことが多いため、ほったらかし調理には向かない。

その一方で、圧力を使うことで肉が柔らかくなったり、味がよく染みたりするというメリットはある。ほったらかしより、料理の味にこだわりたい人には適しているだろう。

煮込み自慢のメリットデメリット
◎ メニューによって可変と一定圧力が使い分けられる
◎ 低温調理やごはん、パンなどの自動調理機能も用意
◎ 100以上の料理ができるレシピが付属
× 料理自体のトータル時間は長め
× 焼き色付けなどは別途フライパンなどで行う必要がある

画面の指示に従って操作するだけ「Cook4me」

手軽に圧力調理ができる電気調理鍋、もう1つの選択肢が、ティファールの「Cook4me(クックフォーミー)」だ。

最大の特長は、6.0リットルという大容量。最大6人分の煮込み料理を1度に作れる。

最大気圧は1.6(70キロパスカル)と非常に高いため、短時間でしっかりと圧力を掛けることが可能。また食材の表面を焼くこともできるため、単体で料理を完結できる。6人分のカレーを約26分で作れるなど、たっぷりの料理をすばやく作ることができる。

本体正面には小さな液晶ディスプレーがあり、液晶画面に表示される情報を見ながら操作するだけで料理が完成する「ナビ機能」を搭載。レシピブックなどを見ることなく使える。ただし、操作方法にちょっとクセがあり、操作に慣れるまで少し時間がかかる。

圧力調理以外に、非圧力での煮込み(スロークック)や、蒸し調理、そしていためる調理など、多彩な調理に対応。煮物だけでなく、マルチに使えるのもポイントだ。

Cook4meのメリットデメリット
◎ 6人分調理できるなど容量が大きい
◎ 高圧力で一気に調理できる
◎ 圧力以外に、蒸し調理など多彩な調理が可能
× 操作性にクセがあり、慣れが必要
× 本体サイズもかなり大きい

料理中に別のことをしたいならヘルシオホットクック

ほったらかし系と、圧力系で、4つの電気調理鍋を紹介した。ではそれぞれどのような人におすすめなのだろうか。

・時短を優先するなら「Cook4me」:短時間で料理を作る「時短」を最優先するなら、高圧力のCook4meが向く。時間の掛かる豚の角煮なども、約38分で柔らかく仕上げられる。ビーフカレーならトータル30分以下と非常に早い。大家族におすすめの電気料理鍋だ。

・ほったらかしたいなら「ヘルシオホットクック」:調理時間の短さよりも手離れ重視なら、ヘルシオホットクックが便利。食材も自動的にかき混ぜてくれるため、完成まで手を出す必要がない。大容量モデルも登場したため、4人家族でも常用できるようになった。

・無水や低温など料理を楽しみたいなら「バーミキュラ ライスポット」:ほったらかし調理ができる調理家電だが、ヘルシオホットクックに比べると、ローストビーフや無水カレーができるなど、より料理好き向けの電気調理鍋。便利さはもちろんだが、よりおいしさを重視している。

・ガスコンロ代わりで圧力調理ができる「煮込み自慢」:煮込み自慢は時短目的ではなく、従来の圧力鍋+コンロを置き換える調理家電として使うのがおすすめ。料理好きが使うと、より活用できる。

(デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ/編集協力 井上真花=マイカ)

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