トラベル sponsored by アメリカン・エキスプレス

  • クリップ

クローズアップ

フィンランドにもいた! 真夏のサンタクロース 東京大学准教授 五十嵐 圭日子

 

2017/2/17

サンタさんオフィスのショーウインドー。クリスマスまでの日数がカウントされている

 「夏のサンタクロース」とえいば南半球のクリスマスを想像するのが一般的だろう。オーストラリアやニュージーランドで、サンタクロースがビーチで昼寝をしていたり、サーフィンに乗ってやってきたりする映像はおなじみだ。しかし、今回は北半球、しかもサンタクロースのふるさとであるフィンランドで私たち家族が出会った「夏のサンタさん」のお話である。

■家族でヘルシンキに一時移住

 前回「フィンランドでくつろぐ 『森の民』の休日」の原稿で書かせていただいたように、仕事の関係で年に数カ月フィンランドで暮らすようになったのだが、夏休みの間はさすがに1人では間が持たないし、せっかくの機会なので家族全員をフィンランドに呼び寄せることにした。私が仕事をしている間にも家族が観光できるようにと、ヘルシンキ市内でアパートを借りることにした。

 私たちが選んだのは長期(月単位)で借りることができるアパート。場所はヘルシンキの中心から南西の方向に進んだ「プナブオリ地区」というところで、表通りにはフィンランドの小さなデザインショップがちょこちょことあるような場所である。アパートの裏にはシネブリュコフ公園(シネブリュコフ美術館のお庭)があって、朝そこを散歩すると、北欧独特のすがすがしさが本当に心地よい。さらに、その美術館の前にあるヒエタラハティでは、夏の間は毎日「ノミの市」が開催されるということもあって、朝早くから出店準備をしている人々を見ることができる。私はアパートから公園を抜けて、ノミの市を横目に見ながらバス停まで5分ほど歩き、15分ほどバスで揺られるという生活を1カ月半ほどした。

ヒエタラハティのノミの市。イッタラのアンティーク食器なども売られている

  • クリップ

トラベル新着記事