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プロが教える おいしい東京のホテル朝食

 

2016/12/8

パン工房から運ばれるパンを大きな窯で温め直してくれる(パレスホテル東京提供)

 ホテルの朝食は特別だ。たとえ泊まりがけの旅ではなくても、ラグジュアリーな雰囲気の中で味わうと、オムレツ1皿、コーヒー1杯が非日常的な感動につながる。JTBグループで法人営業や富裕層向けの旅行の手配を手がける担当者4人に、朝食がお薦めの東京のホテルを教えてもらった。いつもと違う朝食を食べに行こう。

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■パーク ハイアット 東京――外国にいるような非日常感を味わえる

敏腕担当者に朝食がおいしいホテルを聞いた。後列左から込谷さん、佐座さん、前列左から横尾さん、萩原さん

 今回話を聞いたのはJTB首都圏で高品質旅行を主に扱う支店「JTBロイヤルロード銀座」の込谷美香さん、佐座祐美さん、横尾典子さん、萩原和奈さんの4人。いずれも富裕層向けの営業に特化したコンシェルジュだ。

 4人全員一致でお薦めと太鼓判を押したのが、東京・西新宿の「パーク ハイアット 東京」(1994年開業)だ。「お客様が新宿に宿泊を希望されたら最初に提案する」(込谷さん)と信頼が厚く、「部屋や施設はメンテナンスが行き届き、開業から20年余りたっていることを感じさせない」(萩原さん)。

種類豊富なパンや季節のフルーツがならぶ。シュトーレンはクリスマスまでの期間限定(パーク ハイアット 東京提供)

 朝食は41階のレストラン「ジランドール」で提供している。ヨーロッパのカフェでくつろぐ人々のモノクロ写真が天井近くの壁一面に飾られ、自らもアートの一部になったような気分になる。

 クラシック音楽が流れる店内は「あえて客室数を限定した比較的小規模なホテルということもあり、高級感のある雰囲気の中、落ち着いた時間を過ごせる」(横尾さん)。「宿泊客の7割が国外の方」(パーク ハイアット 東京)との言葉を裏付けるように、「グッドモーニング!」という接客係の出迎えの声が幾度も響く。日本人の姿は少なく、多彩な国々の人がレストラン内を行き交い、旅先で食事をしているような気分になる。

西新宿の高層ビル群を眺めながらあつあつの卵料理をいただける(同)

 ビュッフェ形式の朝食「ジランドール ブレックファースト ブッフェ」(税抜き4200円)では卵料理を1品選択でき、オムレツ、ポーチドエッグなど、キッチンで調理した出来たてを運んでくれる。パン類だけでも10種類以上が並び、マフィンやシュトーレンといったなかなかビュッフェでは見ないものも選べる。ドリンクコーナーでは搾りたてのオレンジジュースや牛乳などが8種類、このほかにもコーヒー、紅茶(アッサム、ダージリン等4種から選択)をオーダーできる。和食コーナーも充実。ごはんはもとよりイクラを添えた白あえ、旬の野菜を使った煮物にだしが香る味噌汁など、ディナーでも十分通用しそうなメニューに心が躍る。

 このほかにもセットメニューの和食「和朝食」(同4200円)、洋食「ヘルシーバランス ブレックファースト」(同4200円)がある。

DATA
パーク ハイアット 東京

アクセス JR新宿駅南口徒歩12分、地下鉄都庁前駅徒歩8分
朝食営業時間 午前6時30分~10時30分 (土日祝は午前11時まで)
朝食の予約 不可
飲食代のほかにサービス料(15%)と消費税が別途かかる

■パレスホテル東京――種類豊富なパン…ビュッフェの醍醐味を感じるホテル

ビュッフェの場合、希望すれば卵料理は何品でも注文できる(パレスホテル東京提供)

 すがすがしい雰囲気の中で充実したホテルビュッフェを味わえると推薦されたのは東京・丸の内の「パレスホテル東京」。お堀端にある同ホテルは1961年に開業、2012年に全館建て替えを終えリニューアルオープンした。「ビジネスとレジャーのどちらでも使いやすい便利な立地にある」(横尾さん)という言葉の通り、朝食を提供する1階のレストラン「グランド キッチン」には、スーツ姿の海外のビジネスマンから赤ちゃん連れまで多様な年齢、国籍の人々が訪れる。

 ビュッフェは2種類あり、温かい卵料理が楽しめる「グランドキッチン・ブレックファスト・ブッフェ」(税抜き3612円)がお薦め。「オープンなキッチンに大きなビュッフェ台。ライブ感のある“ホテル朝食”を堪能できる」(込谷さん)。ビュッフェで提供される種類豊富なパンは、ホテルの地下工房から焼きたてを運んでいる。また、トースターを置いているホテルが多い中、同ホテルでは窯で温め直してくれるサービスがうれしい。

 卵料理はオムレツ、ポーチドエッグ、フライド・エッグ、エッグベネディクトから選ぶことができる。一押しはエッグベネディクト。ハムかサーモンを選択でき、とろとろの黄身とソースが絡み合い幸せな気分に浸れる。

温菜コーナーには色鮮やかな野菜やほどよく火が通ったベーコン、ソーセージなどがならぶ

 みずみずしい野菜やハム類が並ぶサラダコーナーはもちろん、同ホテルならではの温菜コーナーはぜひ試したい。シェフたちが小気味よく調理するキッチンの目の前にキノコのソテーや焼きトマト、温野菜、フライドベーコンが並ぶ。キッチンの熱気を感じながら選ぶ温菜は格別だ。建て替え前の同ホテルの地下に名物カレー店があったことを覚えている人がいるかもしれない。当時から在籍するシェフの提案でビュッフェにはカレーも並んでいる。当時のカレーと同じものではないが、パレスと言えばカレー、という顧客の思いを大事にしているそうだ。

 ドリンクコーナーにはキッチンで絞ったオレンジジュースやグレープフルーツジュースなど8種が並び、温かい飲み物はコーヒー、紅茶、そしてホットチョコレートから選択できる。

テラス席からの眺めは都心とは思えない開放感(パレスホテル東京提供)

 レストランのテラスからは和田倉噴水公園の緑とお堀を見渡せ「オープンエアのテラス席があり、都会の喧騒(けんそう)を忘れてちょっとしたリゾート感を味わいながら朝食を楽しめる」(横尾さん)のは他のホテルにはない魅力。

 上記のビュッフェにサーモンのマリネや和牛のポトフなどもつく「パレス・モーニング」(同4723円)、洋食のセットメニュー「コンチネンタル・ブレックファスト」(同2500円)、和食のセットメニュー「ジャパニーズ・ブレックファスト」(同3889円)がある。

DATA
パレスホテル東京
アクセス
 地下鉄大手町駅C13b出口から地下通路直結、JR東京駅徒歩8分
朝食営業時間 午前6時~10時30分 (土日祝は宿泊者のみ利用可)
朝食の予約 不可
飲食代のほかにサービス料(10%)と消費税が別途かかる

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