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度肝を抜くスピード ヘビが襲い掛かる瞬間

日経ナショナル ジオグラフィック社

2016/12/9

ナショナルジオグラフィック日本版

 昔から、ガラガラヘビなどの毒ヘビの方が、毒を持たないヘビよりも瞬発力は優れていると考えられてきた。しかし、ハイスピードカメラの映像によって、それが必ずしも正しいわけではないことが明らかとなった。

ハイスピードビデオカメラで、無毒のラットスネークと有毒のニシダイヤガラガラヘビを比較(Footage courtesy David Penning)

 意外にも、これまで毒ヘビの攻撃速度についてはあまり研究が行われていなかった。米ルイジアナ大学ラフィエット校の大学院生デビッド・ペニング氏は、安全に撮影できる箱を作成し、毒を持たないラットスネークと毒ヘビの攻撃を観察した。すると、ラットスネークの攻撃速度は、毒ヘビと変わらないことが分かった。

 ラットスネークの頭の動きの加速度は、地球の重力加速度の28倍に達した。自動車にたとえると、停止した状態からわずか0.1秒以下で時速97キロに達する計算になる。カメレオンの舌も同様に圧倒的な速さで飛び出すが、ヘビの場合は舌よりもはるかに大切な頭部を高速で繰り出してくるのだから驚きだ。

(日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2016年4月21日付記事を再構成]

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