なか卯「生うに丼」、イクラも乗って890円の安さ
親子丼と京風うどんでおなじみの「なか卯」は、2016年11月9日に「生うに丼」を発売した。価格は890円(並、税込み)と、なか卯史上最高額だという。
「なか卯が海鮮?」と疑問を持つかもしれないが、実はなか卯の海鮮シリーズは「天然いくら丼」(2015年10月~2016年2月、790円)からスタートしており、第2弾「サーモン丼」(2016年2~4月、690円)、第3弾「海鮮バラちらし」(2016年4~9月、790円)に続き、今回が第4弾となる。このシリーズはシニアや女性の受けが良く、新たな客層の獲得に貢献しているという。
ウニは天然のムラサキウニを使用し、イクラが添えてあるのがポイント。「ウニだけだと飽きてしまうし、彩りも良くしたかったのでイクラを添えた」(なか卯)
「生うに丼」をよりおトクに食べるには?
生うに丼を目の前にしてまず驚くのは、ウニのボリューム。ウニの握り8貫分くらいはありそう。そこにさらにイクラがトッピングされているのだから、ぜいたく感はこの上ない。これで1000円以下なら、十分おトクといえるだろう。
実際に食べてみると、ウニの味が濃厚。あえてだしじょうゆを使わず、イクラと一緒に食べるとちょうどよい塩加減が楽しめた。
「890円は出せない」という人には、ミニサイズ(590円)という選択肢もある。ウニが濃厚なので、ミニサイズでもウニを食べた感は十分得られる。これだと、小うどん(はいから)をセットにしても730円。手ごろでコストパフォーマンスの高いランチになるのではないだろうか。
(日経トレンディネット 山下奉仁)
[日経トレンディネット 2016年10月27日付の記事を再構成]
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