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AAA 10周年超えて人気拡大 東阪で初ドーム公演

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息のあった本格的なダンスと、ロックからバラードにまでラップパートが入るオリジナル性の高い楽曲で、10代20代を中心に人気の男女7人組AAA(トリプル・エー)。彼らがデビュー11年目にして初のドーム公演に挑む。11月12、13日は京セラドーム大阪、15、16日には東京ドーム公演が控える。

ンバーのプロフィル
末吉秀太(すえよし・しゅうた)
 1986年12月11日生まれ。長崎県出身。マイブームはダーツ。よく変わる個性的な髪型と、力強いダンスやアクロバットでグループに華をそえる。(写真右上)

日高光啓(ひだか・みつひろ)
 1986年12月12日生まれ。千葉県出身。12月14日に最新シングルを発売。楽曲ではラップパートを担当し、ライブでのMCも冴え渡る。13年にはSKY-HI名義でソロデビュー。(写真中上)

宇野実彩子(うの・みさこ)
 1986年7月16日生まれ。東京都出身。NHKの朝ドラ『梅ちゃん先生』での演技が話題になるなど、女優としても活躍。7月には4冊目となるフォトブック『Bloomin'』を発売した。(写真左上)

伊藤千晃(いとう・ちあき)
 1987年1月10日生まれ。愛知県出身。ファッションアイコンとしても注目を集めるキュートな存在。個人でコスメプロデュースも行う。(写真右中)

浦田直也(うらた・なおや)
 1982年11月10日生まれ。東京都出身。伸びやかな歌唱力と、仕切り役のMCとしてライブを盛り上げる。「グループもソロも好きな歌が歌える場所」と語る温厚なリーダー。(写真中央)

與真司郎(あたえ・しんじろう)
 1988年11月26日生まれ。京都府出身。現在ロスの大学に在学中。 抜群のスタイルとファッション性の高さで個人SNSの人気が高い。(写真右下)

西島隆弘(にしじま・たかひろ)
 1986年9月30日生まれ。北海道出身。甘いルックスと歌声でグループをけん引。俳優業では1月期の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に出演。(写真左下)

AAAは、レコード会社エイベックスのオーディションに合格した平均年齢約19歳(当時)のメンバーで、2005年に結成。ストリートライブで下積みを経験しながら、同年発売のデビューシングル『BLOOD on FIRE』で、「日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞した。

デビューからの数年間は、全国のライブハウスを回ると同時に、地方のラジオ番組に出演しながら知名度を上げていった。地道な活動でファンを獲得していく一方、06年には日本武道館で無料ライブを開催して話題となった。

07年頃からは、メンバーそれぞれが個性を生かし、ドラマや舞台、モデル活動など音楽以外の分野にも進出。ライブでも08年頃からは、全国のホールクラスを埋めるようになっていく。

紅白を機にお茶の間へ浸透

お茶の間に広く知られるきっかけとなったのは、10年の『NHK紅白歌合戦』への初出場。小室哲哉がプロデュースして話題となり、オリコン週間チャート1位となった『逢いたい理由』を披露した。以来、6年連続で出場を続けている。テレビCMでも、11年からは「イトーヨーカドー」、今年は「スプライト(日本コカ・コーラ)」に自らの楽曲とともに出演。また俳優業も盛んな西島隆弘は、12年の大河ドラマ『平清盛』や、1月期の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で注目を集める存在に。グループを知る入り口となるテレビ露出は、年々増えている。

昨年は10周年ということで、新たなことにいくつも挑戦。7カ月連続のシングルリリースや、アジアツアーを行った。9月には、初の野外イベントを富士急ハイランドで3日間開催して、約5万人を動員。今年に入ってもその勢いは止まらず、春のアリーナツアーでは全国22公演で約21万人と、自身のツアー動員記録を更新した。

メンバーの年齢も30歳前後となり、近年はアイドルよりもアーティストとしての魅力が際立ってきている。以前は激しいダンスに合わせた曲が多かったが、7人全員がメインボーカルをとるようになり、聴かせるタイプの曲が増加。最新シングル『涙のない世界』も、大人の別れを描いたバラードだ。ドーム公演の経験が、彼らの成熟度をさらに高めるだろう。

成長続けるパフォーマンス力と変わらない距離感

ドーム公演が決まったことからも分かるように、ライブ力の高さはAAA人気の大きな要因だ。もともと楽曲の幅広さには定評があり、『ハリケーン・リリ,ボストン・マリ』のようなロックナンバーや、最新のEDMを取り入れた『PARTY IT UP』で会場を沸かせたかと思えば、『恋音と雨空』や『さよならの前に』といった、恋を描いたバラードで会場を彩ることもできる。

しかも、7人全員がダンスをしながらソロの歌唱パートをこなす実力を持ち合わせ、曲の世界観がより伝わるように毎曲フォーメーションを変えていく。例えば、失恋ソング『ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女』では、男女メンバーが詞に出てくる元カップルをほうふつとさせる切ない関係性をダンスも交えて表現するなど、大きな会場でも観客を魅了するパフォーマンス力を身につけてきた。

一方で、ライブ会場が大きくなった今でも、ファンとの近い距離感を大切にしている。ライブ最後のお別れシーンでは、1人でも多くのファンに「バイバイ」と感謝を込めて声をかけるために、メンバーがステージの端から端まで歩き回る光景が、15分近く続くことも珍しくない。

デビュー時から、AAAのライブを手がけてきた、エイベックス・ライヴ・クリエイティヴの石川淳氏は「全国を細かく回ってきたことで、自分たちが知られていないことを肌で感じることができた。その結果、ライブに来てもらえるありがたさを学び、現在の彼らのファンを大切にする姿勢が、形づくられていった」と言う。

ライブハウスからホール、アリーナと、ステージを着実にステップアップしてきた彼ら。近年ではアジア各国でも通用するライブ力まで身につけている。その集大成を披露する場が、今回のドーム公演となりそうだ。

『涙のない世界』
 表題曲は「涙のない世界があるのなら/今更でも君と行きたい」と、大切な人を失ってなお、相手を思い続ける心境を切なく歌ったミディアムバラード。ジャケット写真は、メンバー全員が白の衣装に身を包み、儚さを感じさせるモノクロのビジュアルに仕上がっている。カップリング曲の『Jewel』は、女性メンバーの宇野実彩子と伊藤千晃(MisaChia)が歌う、恋心をつづったアップテンポなエレクトロチューン。(エイベックス/1100円・税別)

(ライター 中桐基善)

[日経エンタテインメント! 2016年11月号の記事を再構成]

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