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今年のハロウィーン 注目コスプレは『紅の豚』風

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NIKKEI STYLE

日経トレンディネット

ここ数年、日本にも急激に浸透してきたハロウィーン。9月下旬ごろから雑貨店にもハロウィーングッズが並び始め、今や100円ショップでも魔女の帽子やマントなどの仮装グッズを手に入れられるようになった。自分自身は参加したことがなくても、テレビでパレードやイベントの様子を見たという人も多いだろう。

ハロウィーンの仮装といえば、魔女やドラキュラ、子どもならプリンセスやアメコミのヒーローなどが定番と思われがちだが、実はファッションのように毎年トレンドがあるという。パーティーコスチューム最大手のクリアストーンに今年のトレンドを聞いた。

『紅の豚』風の衣装が一大トレンドに?

「今年の仮装のトレンドはスチームパンクです」

クリアストーン 商品プロデュース部の下田亮部長の言葉に、クエスチョンマークが浮かんだ。スチームパンクとはいったい……? そんな疑問は、カタログの写真を見せてもらって一気に解決した。

これは、まるでスタジオジブリの名作『紅の豚』の世界ではないか!

スチームパンクとは、SFのジャンルのひとつ。英国でいえばヴィクトリア朝、日本でいえば明治から大正にかけての時代をモチーフにしており、蒸気機関車や飛行船などが登場する空想上の近未来という設定だ。『紅の豚』や『進撃の巨人』などのイメージといえば、分かりやすいだろうか。

米国では長年人気のあるジャンルで、日本でも昨年あたりからじわじわと人気が出てきているそうだ。ジャンル名こそ知られていないが、映画やエンターテインメント施設で、知らず知らずのうちに目にしている人も多いかもしれない。10月8~10日には新宿・歌舞伎町でスチームパンク愛好家によるイベントも開催されるなど、ハロウィーンに向けてスチームパンクが盛り上がりを見せているようだ。

クリアストーンが提案するスチームパンクの衣装は、全部で8種類。女性用はメイド、ポリス、赤ずきん、デビル、男性用はドクターや伯爵などがモチーフになっている。

定番の白雪姫やアリスは手ごろな価格も魅力

ゴーグルや銃、マスクなど、付属品が充実しているとはいえ、スチームパンクシリーズの価格はすべて9990円。年に1回のハロウィーンにかける金額としては、やや高額だ。実際のところ、クリアストーンの売り上げの中心となっているのは、白雪姫や不思議の国のアリスなど、5000円前後の商品だという。

新作を作るにあたって同社が参考にしているのは、毎年1月に米国で開催されるハロウィーンショー。しかし、そこで盛り上がっているものが必ず当たるわけではないという。「2014年は着ぐるみのようなフワフワしたモンスター系がトレンドといわれていたが、米国でも日本でもあまりヒットしなかった」(下田部長)

一方、想定の2倍の売れ行きとなったのは、2015年に発売した「ゴーストブライド」。さらに、日本ではここ2年ほど血のりを使ったホラーメイクがはやっており、血のりが同梱された「ブラッディー」「スプラッター」シリーズも人気だという。

ハロウィーンの地方拡大で魔女が復活?

クリアストーンでは毎年3月にハロウィーン商品の展示受注会を行っているが、新作のスチームパンクへの反応はどうだったのか。

「スチームパンクシリーズは東京や大阪など大都市圏からの引き合いが多かった。しかし特徴的だったのは、定番中の定番である魔女の衣装の受注数が数年ぶりに増加したこと」と下田部長は話す。定番商品の売り上げが伸びているということは、新規ユーザーが増えているということ。これには、都市部だけでなく地方都市の量販店などからの引き合いが増加しているのも大きいという。

「昨年までは地方といっても大都市圏からの受注が多かった。しかし、今年はさらに地方都市からのハロウィーン需要が拡大しているようだ」(下田部長)。

鳥取市のように地域の有志が集まってハロウィーンパレードを開催する例も。ハロウィーンはもはや、都市部の若者だけのイベントではないのだ。

今年の出荷はすでに終了しているが、小売店での売れ行きが判明するのは10月が終わってから。街中でどんな仮装が見られるのか、「ハロウィーン本番でチェックするのが楽しみだ」と下田部長は話す。可能な限り、都内近郊で行われるパレードやイベントを視察するという下田部長に、目的別のおすすめハロウィーンパレード・イベントを紹介してもらった。

ミーハーはお台場、コスプレイヤーは池袋へ!

まずはハロウィーンイベントの大本命、川崎の「カワサキ ハロウィン」から。初開催はなんと1997年。地元でライブ会場を運営するチッタ エンタテイメントの主催によりスタートしたが、年々規模が大きくなり、2015年は約12万人の観客が訪れている。

「ハロウィーン好きが集まる本格的なイベント。何度見ても圧倒されます」(下田部長)。

ファミリー向けには、12歳以下の子ども限定で行われる「原宿表参道 ハローハロウィーンパンプキンパレード」、セサミストリートとコラボした東京・二子玉川の「たまがわハロウィンフェスティバル」などがオススメだそうだが、中でも下田部長イチオシなのが、お台場の「めざましテレビ presents T-SPOOK ~TOKYO HALLOWEEN PARTY~」だ。

「フジテレビが主催しており、パレードに芸能人が仮装して参加するのが特徴。ミーハーな人はぜひ見に行ってみてください(笑)」(下田部長)

また、普段から"仮装"を楽しむコスプレイヤーをターゲットにしているのがドワンゴとアニメイトが2014年から共同で開催している「池袋ハロウィンコスプレフェス」だ。池袋駅東口エリアを中心に、ステージでのイベントや撮影会が繰り広げられる。「川崎など、本格的な海外風のパレードに比べると『日本らしさ』が感じられるハロウィーンイベント」(同)

パレードの参加はすでに締め切っているところもあるが、沿道から見学しているだけでも楽しいだろう。来年の参加に向けて、下見に行ってもいいかもしれない。

(ライター 樋口可奈子)

[日経トレンディネット 2016年10月12日付の記事を再構成]

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