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大型冷蔵庫の賢い買い替え、考えるなら秋

私をささえる最愛家電 大型冷蔵庫(前編)

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NIKKEI STYLE

大型家電の筆頭である冷蔵庫。生活に欠かせず、長く使うものであるために、計画的な購入がとても重要な家電です。実は11月から12月は、冷蔵庫の買い替えを検討するのに最適な時期。2016年の新モデルも出そろい、さらに進化を遂げています。家電コーディネーターの戸井田園子さんに最新冷蔵庫の選び方、注目すべきトレンドを聞きました。

大型冷蔵庫は、一度買ったら10年は使うという方が多いでしょう。実は冷蔵庫ほど、計画的に購入すべき家電はないんです。冷蔵庫は24時間・365日、ずっと稼働し続けるもの。突然故障してしまったら、ほかの家電のように「しばらく我慢する」「ほかの手段で代用する」ことができません。あわてて、そのときに入手可能な製品を間に合わせで買う、ということは避けたいですよね。

外気温と冷蔵庫内の温度差が大きくなるとモーターに負担がかかります。実は、冷蔵庫が一番よく壊れるのは、近年は5月あたりにやってくるその年最初の夏日。なんとか故障せずに冬を乗り切っても、初夏の夏日になって「調子が悪い!」というケースは多いようです。

買い替えの目安としては、次のようなことに当てはまるかどうかチェックしてみてください。

1.購入してから10年、あるいはそれ以上たっている。メーカーや機種が違っても、寿命にはそれほど差がありません。10年を超えたら、そろそろ買い替えどきだなと考えましょう。

2.異音がする。冷蔵庫のモーター音は静かなときと、音が大きくなるときを繰り返しますが、音がはっきりわかるぐらい大きくなってきたら買い替えどきです。

3.冷凍室の冷え方が弱くなってきた。入れておいたアイスクリームがちょっとゆるくなっていたり、冷凍食品に氷が固まってついているなど冷凍ムラが散見されるようになったら、買い替えのサインです。

冷蔵庫の新製品は夏から秋にかけて出そろいます。同時に旧モデルも価格が下がってくる時期なので、上記のようなサインが出ていたら買い替えを検討するのが賢いやり方。年末までに買い替えれば、冷蔵庫内の年末の大掃除も1回パスできますね!

ライフスタイルの変化と温暖化で、容量は大型化の一途

冷蔵庫の選び方のポイントは、「容量」「サイズ」「機能」の3つです。

容量の目安を算出する計算式があり、「4人家族だと450リットル程度」になります。しかし、現在ではさらにプラス100リットルは必要といわれています。というのは、ライフスタイルや環境の変化で、昔はなかったものや、入れなかったものを冷蔵庫に入れるようになっているからです。

例えば水。昔は水を冷蔵庫で保存することなどありませんでした。保存料無添加や減塩の食品が増えて、昔は常温で保存していた食材も要冷蔵が多くなっています。流通網の発達で、遠隔地の食材を手軽に「お取り寄せ」できるようになったことも大きいでしょう。

気候変動によって室内の温度が上がっていることも冷蔵庫の大型化につながっています。例えば昔は常温保存していたコメや根菜類も、保存中に味が落ちたり、傷んだり芽が出やすくなることから冷蔵保存したり、虫害を避けるため粉類を冷蔵庫に入れることも。このため、現在は4人家族なら550リットルは必要になり、売れ筋も500リットル前後がトレンドとなっています。

自分の家にどのくらいの容量が必要かについては、ピーク時にどれくらいのものを入れるかを考えてみましょう。お盆や年末年始に人がたくさん来るなら、通常の3倍くらい食材を入れるとして、そこから容量を決めるといいでしょう。

サイズや形状もしっかりチェックを。幅、奥行き、高さが収まるかだけでなく、搬入経路が通れるかも確認を。また、ドアが片開きか両開きか、片開きなら右開きか左開きかによって周囲に必要なスペースが変わってきます。キッチンのレイアウトや動線によって、右開き、左開きのどちらが便利かも確認しましょう。

さらに自分や家族の生活パターンを考えて、「冷蔵」「冷凍」「野菜室」のどれを重視するかを決めます。週1度、生協からまとめて宅配をとっているなら野菜の鮮度維持を重視する、冷凍食材のまとめ買いが多いなら大きな冷凍室が必要、などです。メーカーによってどの機能に重点を置くかが異なるため、これで対象機種が絞られてきます。

冷蔵庫の省エネ性能を気にする方も多いと思いますが、現状のモデルでは各社それほど差はありません。注意したいのは、2015年と2016年でJIS規格が変わっているため、年間消費電力量で2015年モデルと2016年モデルでは同一に比較できないこと。一見、2016年モデルのほうが数値が大きくなっていますが、省エネ効果が低下したというわけではないのでご注意ください。

後編では、最新トレンドを中心に各メーカーの特徴をご紹介します。特に生鮮食品の保存機能が年々進化を遂げている点は要注目です。

戸井田園子(といだ・そのこ)
 大手プレハブメーカーでインテリアコーディネートを担当し、インテリア研究所を経て商品企画部へ。その後、インテリア&家電コーディネーターとして独立。情報ポータルサイトAll Aboutをはじめ、雑誌・新聞・テレビなど幅広いメディアで活動中。家電業界出身ではない中立的な立場と消費者目線での製品評価や、分かりやすい解説に定評がある。

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