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記憶力が今すぐアップ 効果絶大の4つのコツ

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NIKKEI STYLE

日経ウーマン

仕事や資格試験など、覚えなくてはならないことをやみくもに暗記するだけでは記憶は"定着"しません。司法試験対策の カリスマ講師に、記憶の最短ルートとコツを伝授してもらいました。

「好きなこと×暗記」が記憶の最短ルート

「一番大切なのは、"なんのために覚えるのか"という目的を明確にすることです」と話すのは、法曹資格受験の指導校「伊藤塾」塾長で弁護士の伊藤真さん。覚える目的と、その知識をどう使うのかをポジティブにイメージすると、自分のなかの記憶定着スイッチがONになる。

「記憶を定着させるには、何度も反復し、毎日地道に継続することが大事。自分が楽しんでできる暗記法を見つけることが、記憶の最短ルートです」

体を動かすことが好きならランニングやヨガをしながら覚えたり、ビジュアルでイメージするのが得意なら図解やイラスト、紙芝居にしてみたり。連想ゲームや語呂合わせ、自分自身に講義を行う"セルフレクチャー"も効果的だ。「ポジティブに楽しめる記憶の習慣をつくることで、毎日が充実しますよ」

記憶力をアップする3つの原則
1.記憶する目的をハッキリさせておく
 今、覚えていることは、なんのために必要なのかという目的を明確にすることで自分にスイッチが入り、知識を吸収しやすくなる。

2.どんな場面で使うのかを具体的にイメージする
 覚えた知識をどこでどんなふうに使うのか。できるだけポジティブな場面を具体的にイメージすることで、前向きに取り組める。

3.自分が楽しめる暗記方法を見つける
 記憶は反復運動。自分が楽しめる暗記法を見つけることで挫折を防げる。趣味や好きなことから、自分なりのやり方を探してみよう。

記憶が定着する!4つのコツ

【「手書き」のコツ】

ノートやメモの書き方を変えるだけで効果絶大!

「きれいに書く」のではなく、インプットしたことを思い出すきっかけをノートの中にたくさんつくることが大事。

[POINT 1]いつもの倍、時間をかけてノートに書き写す

記憶すること=強く印象に残すこと。ノートに書き写すスピードをいつもと変え、ゆっくり丁寧に書いて"違和感"を持たせることで、忘れにくい&思い出しやすくなる。

[POINT 2]いつもと違うサイズのノートやメモ帳に書く

いつも使っているノートではなく、サイズや種類、質感などが違うものに書いてみる。"確かあの内容は青色の方眼ノートに書いたはず"など、思い出すフックに。

[POINT 3]あえて「丸文字」で書いてみる

丸文字にしたり、ローマ字で書いてみたりと、いつもの自分の文字のクセや書き方をあえて変えることで、頭のなかに強くインプットされ、忘れにくい情報になる。

[POINT 4]普段とは違う筆記具を使ってみる

普段、ペンやシャープペンシルを使っている人なら、あえて万年筆で書いてみよう。手に伝わる感触の違いやインクで書いた文字の印象が、思い出すときのフックになることも。

【「マーキング」のコツ】

色の使い方、濃淡のつけ方に工夫をしよう

[POINT 1]覚えたい箇所には蛍光ペンより色鉛筆

蛍光ペンでなぞるだけだと、見た目もマークするときの記憶も単調に。色鉛筆なら、筆圧を変えて色に濃淡をつけたり、文字を囲ったりと、重要度などに応じて変化をつけやすい。

[POINT 2]線を引く、囲む、塗る…印のバリエーションを増やす

単に線を引くだけでは頭に残りにくい。例えば"大事なワードを赤ペンで囲い、その上から違う色で塗る"など、ひと手間かけることで、より記憶が定着しやすくなる。

【「時間」のコツ】

記憶の定着にベストなタイミングは3回!

覚えたことを体にたたき込むためには、インプットした後に3度訪れる、"復習のゴールデンタイム"を逃さないことが重要!

[POINT 1]インプットして1時間以内に内容を思い出す

人間の脳は忘れやすい。20分後には覚えたことの42%を、1時間後には56%を、1日後には73%を忘れてしまうといわれる。遅くとも、学んだ1時間以内に復習をし、記憶を定着させよう。

[POINT 2]寝る前の5分で覚えたいものに目を通す

記憶は睡眠中に整理され、定着することは脳科学でも裏づけられている。寝る前に5分間、覚えたいものにざっと目を通す習慣を身に付ければ、1年後に記憶している物事の量は飛躍的にアップする。

[POINT 3]朝起きたらまず、前日の暗記の復習をする

睡眠中に整理され定着した記憶を、翌朝に復習することで、確実に自分のものにする。ポイントは、前日夜と同じ内容を復習すること。新しいことを暗記したい場合は、復習後にインプットして。

【「五感使い」のコツ】

目&耳をフル活用することが、記憶定着の近道

覚えたいことを強く印象づけるには、視覚、聴覚などの五感を使って覚えるべし。ひと手間かけて、定着力をアップさせよう。

[POINT 1]覚えたい内容のテキストは音読する

復習をするときには、必ず声に出して音読すること。口から言葉にして出すことで理解が深まるだけでなく、耳を通して内容が再び頭にインプットされるため、記憶が強く定着する。

[POINT 2]覚えた内容をお風呂で自分に向けて話してみる

記憶を定着させるには、覚えた内容をアウトプットするのが一番。自分で自分に講義を行う"セルフレクチャー"にチャレンジしよう。説明できない部分は理解度が低い箇所だと気づけて、一石二鳥。

[POINT 3]本は目次をコピーし全体の位置づけを確認

本の目次にはキーワードが詰まっているため、ひと目で内容が理解できる上、全体像を印象に残しやすい。コピーして大事なことを書き込み、読書記録代わりにするのもひとつの手。

[POINT 4]理解したことを図や表、マップにする

覚えたことを自分のなかで"加工する"というひと手間が、理解度を深め、記憶をしっかりと定着させる。図式で表したり、表やマップにまとめたりするなど、自分の好みの方法を選んで。

[POINT 5]マンガやドラマなどビジュアルをフル活用

ビジュアルでイメージすることで理解が深まる。自分を主人公に見立てて脳内ドラマ化したり、漫画にして架空のストーリーを妄想したりしながら、感情と結びつけて覚えてみよう。

この人に聞きました

弁護士、「伊藤塾」塾長
伊藤 真さん
1958年東京都生まれ。81年、東京大学法学部在学中に1年半の受験対策で司法試験に合格。95年、「伊藤真の司法試験塾(現・伊藤塾)」を設立。著書は『記憶する技術』(サンマーク出版)ほか多数。

(ライター 西尾英子)

[日経ウーマン 2016年10月号の記事を再構成]

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