「SMAPに感謝」 フジテレビ亀山社長
「20年間、タイムテーブルを支えてくれた。感謝しかない」。フジテレビの亀山千広社長は30日の定例会見で、今年いっぱいで解散が決まっているSMAPが出演する「SMAP×SMAP」(月曜午後10時)への思いを語った。
「SMAP×SMAP」が始まったのは1996年の4月。当時「アイドルグループが冠番組を持つのは、ゴールデンタイムではおそらく初めてだった。5人それぞれの才能が集まった、チーム感の強いグループだった」と功績や影響を振り返った。
自身がプロデューサーを務め、木村拓哉さん主演で大ヒットした月曜午後9時のドラマ「ロングバケーション」も同じ96年4月のクールだった。木村さんが「ドラマでは(本人と)別人格を演じ、続けてバラエティーに出ることで自分の出し方に悩んでいた」というエピソードを披露した。
最終回の日程については現在検討中で、詳細は決まっていないとした上で「タイムテーブルにあるうちは、しゃにむに作ってほしい。メンバー、スタッフ、関係者らが一番思いがあると思う。視聴者の方に感謝してくれればと思う」。
「個人的には(メンバーに)見終わってありがとうと思える番組が見たい。いろいろな思いが出て、まともに見られるか……」と思い入れの深さものぞかせた。来年1月以降の新番組についても未定といい「今は後番組の話は聞きたくない」と話した。
メンバーの香取慎吾さんが出演する「おじゃMAP!!」についてはタイトルも含めて「継続する方針」という。
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