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朝日を浴びる「旅ヨガ」 湘南や沖縄で心身ほどく

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NIKKEI STYLE

海辺や高原といった、「天井のない場所」で心身をほどく「旅ヨガ」や「外ヨガ」が盛り上がってきた。ヨガ自体は数年来のブームが続くが、愛好者が増える中、自然との一体感を味わいやすいアウトドアでヨガを楽しむ人も多くなっている。海辺や高原、山頂といった絶景スポットでのヨガは室内以上に気持ちを解き放ってくれる。

海辺ヨガは格別の解放感

横浜市から神戸市にかけての浜辺で9月18日の朝、一斉に野外ヨガが催された。今年で3回目となった「ヨガの日」のイベントとして39海岸で実施。三浦海岸(神奈川県三浦市)では房総半島から昇る日の出を見ながらの「サンライズヨガ」を、平塚海岸(同平塚市)では目を閉じて海と風を感じる瞑想(めいそう)「ビーチメディテーション」も企画された。

ヨガマットの面積さえあれば、場所や時間を選ばないはずのヨガだから、本来はアウトドアである必要はない。でも、内面を整える働きを持つだけに、自然に包まれながらのヨガはメンタル面での効果がひときわ高いとされる。空気がきれいで、風が心地よい旅先でのヨガでは非日常の解放感も手伝って、自然と気持ちがほぐれ、心身がしなやかになっていく。

旅ヨガのメリットは、心地よさだけではない。興味があるのに、日ごろの忙しさを言い訳に始められずにいた人にヨガデビューのきっかけを与えてくれるところも旅ヨガのよさ。旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は「旅とヨガ」をテーマにした専用パンフレットを用意して、ハワイやバリ島へのヨガ旅に誘っている。身体への負荷が大きい運動は苦手な人でもヨガは試しやすいことから、カップルや3世代で一緒に続けていけるエクササイズと位置づけている。

屋久島で大自然と一体に

国内各地のツアーでもヨガを織り込んだ企画が増えてきた。世界自然遺産の屋久島を舞台にしたアクティビティーを手がけるアウトドアガイド「島結(しまゆい)」は11月11~13日の2泊3日で「屋久島ヨガリトリート&白谷雲水峡・太鼓岩ツアー2016秋」を予定している。屋久島を知り尽くしたガイドに導かれ、森トレッキング、林道ウオーク、滝巡りなどに加え、砂浜でのヨガレッスンを受けられる。主催者側は「普段の生活を忘れ、自分の心と体に向き合う機会。ありのままの自分を楽しむ時間にしてほしい」と言う。

わざわざ予約しなくてもふらりと参加できるのが青森県八戸市の種差(たねさし)海岸で開催される朝ヨガ。寒くない時期に毎週土曜日の朝、開かれている(2016年は5月28日~9月24日)。天然の芝生が波打ち際まで続く絶好のヨガスペース。事前の申し込みは不要で、参加費は1回500円。レンタルマットは100円で貸してもらえるので、三陸復興国立公園を訪れたついでに手ぶらで立ち寄れる。

音楽フェスと融合

ヨガと音楽フェスティバルを組み合わせたのが「沖縄サットサン ヨガ×ミュージックフェス2016」。沖縄県読谷村(よみたんそん)にある「体験王国 むら咲むら」や世界遺産「座喜味(ざきみ)城跡(じょうせき)」などで10月14~16日に開催される。「沖縄サットサン」は今年で3回目。2015年は約6000人が参加したという。海に沈む夕陽を見ながら実施する「サンセットヨガ」はDJのサウンドをバックに進む。座喜味城跡では16日、350人限定で、日の出とともに始める「座喜味城跡サンライズヨガ Chillout DJ Set」を企画。全体で60以上のヨガクラスを開く。波に揺られるボードの上でバランス感覚を磨く新タイプの「SUPヨガ」も紹介する。

山や高原でのイベントも増える傾向にある。六甲山カンツリーハウス(神戸市)は「天空ヨガ」を10月22、23日に開催する。山ヨガ事務局は各地の山でのヨガツアーを実施している。そのほかにも伊豆高原(静岡県)、志賀高原、飯綱高原(ともに長野県)、蒜山高原(岡山県)などで今年、屋外ヨガが開催され、「高原ヨガ」はブームの兆しが見える。

非日常の気分味わう

意外な場所でのヨガを企画する動きが広がる。京都の非営利団体「YOGACCO@KYOTO(ヨガっ子京都)」は京都御所や鴨川べり、床(鴨川に張り出した飲食スペース)でのヨガを主催している。

今年は神宮球場(東京・新宿)でも5~9月、10回にわたってヨガが開催された。天井のないヨガに参加する機会は着実に広がってきている。野外ヨガを応援する「PARK YOGA」のサイトにはイベント開催情報が寄せられているので、興味のある人には参考になる。

内なる「自分」と対話

「Yoga」にはもともと「つなぐ、結びつける」という意味があるとされる。屋外ヨガの場合、見知らぬ参加者が大勢集まるケースが多いので、ヨガを共通の関心事とする知り合いが増える楽しみもある。一緒に参加したパートナーや家族との絆も深まりそうだ。健康増進を狙って始めたスポーツは続かないことが珍しくないが、次のヨガイベントで仲間に会ったり、家族で一緒に出掛けたりする予定が立っていれば、モチベーションを保ちやすくもなる。

ストレッチや柔軟体操と違って、ヨガは瞑想を伴う点で「自分との対話」のきっかけになる。ビジネスパーソンのたしなみとしての瞑想「マインドフルネス」が広がる今、ヨガを通して自分と向き合う意味は自分磨きの面でも大きいだろう。とりわけ、旅先でのヨガは日常のペースを離れて、気持ちをリセットするのにうってつけだ。特別な場所やシチュエーションが体験の記憶を深くする。宇宙や大地と五感でつながる屋外ヨガにもらえる気づきは、普段の仕事や暮らしにも変化をもたらしてくれるに違いない。

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