スマホ写真を手軽に保存 最大5人分を管理
たまる一方のスマートフォン(スマホ)写真。ストレージの少ないスマホでは空き容量を圧迫する原因になるし、デジカメを併用する人なら管理に手間がかかる。そんな不満を解決するのがストレージ機器「パーソナルメモリーマネージャー」だ。
●実売価格 1万8000円前後
●端子類:SDカードスロット×2(取込み用/拡張用各1)、USB3.0×1、LAN端子
●取り込み対象ファイル:JPEG(写真)、MP4/MOV(動画)
●対応OS:アンドロイド4.1以降、iOS 8.0以降
特徴は、Wi-Fiルーター経由でスマホから写真を転送できること。転送時にXGA(1024×768ドット)サイズに自動縮小するため、多くの写真を保存できる。同時に5台まで接続でき、最大5人分の個人のフォルダーを作成可能だ。ほかの人に写真を見てもらうには、個人のフォルダーから共有フォルダーへコピーする(図1)。
個々に写真を管理できるので、家庭内はもちろん、小規模な会社や部署でも活用できそうだ。ストレージ容量は標準で32ギガ。足りない場合は、本体にSDカードを挿して増やせる(図2)。
このほか、オンラインストレージ「ワンドライブ」に写真を同期する機能や、外付けHDDにバックアップする機能も用意。サイズは小さくなるが、大事な写真を何重にも保存できる。
スマホとの連携は専用アプリを使う(図3)。初回は、スマホ内の写真をすべて転送するため、かなり時間がかかる。この作業が終わると自分のフォルダーが作成される(図4)。
SDカードやUSBメモリーを本体に取り付けて、その中の写真や動画を取り込むこともできる。その場合、共有フォルダーに保存される(図5)。
(ライター 原如宏)
[日経PC21 2016年9月号の記事を再構成]
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