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防水と外部ストレージで死角なし 新型Galaxy S7

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日経トレンディネット

NTTドコモが、2016年夏モデルのスマートフォン(スマホ)続々と発売している。注目モデルの一つが、サムスンのフラッグシップモデル「Galaxy S7 edge SC-02H」。ディスプレーの側面が湾曲しているデュアルエッジスクリーンが特徴的なスマホだ。今回発表された新モデルのなかでもほぼ最高のスペックを備えた「全部入り」としても注目されている。

Galaxy S7 edgeは、前モデル「Galaxy S6 edge」(以下、S6 edge)の後継機種でもあるわけだが、その使い勝手はどんなものだろうか。ソニーモバイルコミュニケーションズの最新モデル「Xperia X Performance」とスペックを比べつつ、実機をチェックしてみた。

5.5型画面でコンパクト

Galaxy S7 edgeは基本的に前モデルのスペックや機能を引き継いでいるが、画面サイズは5.1型から5.5型へ大型化した。そのためS6 edgeと比較すればサイズも当然大きくなっているが、他メーカーの5.5型モデルよりはコンパクトだ。

例えばiPhone 6s Plusは大きさが158.2×77.9×7.3mmで重さが192gだが、Galaxy S7 edgeは151×73×7.7mmで158gと、スリムで軽量に仕上がっている。そのため意外と持ちやすい。

またデザインは、前モデルの弱点だった背面のリアカメラ部の出っ張りもほぼなくなった。机などに置いた場合でも、出っ張りを気にすることなくフラットに置けるようになった。

防水と外部ストレージ機能が復活

スペック面では、ディスプレーに解像度2560×1440ドットのSuperAMOLED(有機EL)を採用し、CPUはSnapdragon 820、メモリーは4GB、ストレージは32GBを搭載している。ライバルの「Xperia X Performance」と比較しても遜色ない性能・機能を備える。大きく見劣りするのはカメラの画素数ぐらいだろう。

さらに今回のGalaxy S7 edgeは、前モデルで採用されなかった防水機能や、ストレージ容量を増量できるmicroSDカードへの対応が復活。ここも前モデルの弱点をしっかり克服しており、いよいよもって隙がなくなってきたといえる。

動作はサクサク、発熱は……

Galaxy S7 edgeの操作感はおおむね良好だ。使い勝手を語るうえで重要となるのはレスポンスの良さだが、クアッドコアCPUのSnapdragon 820と4GBのメモリーのおかげで「もたつき感」はない。非常にサクサク動き、スムーズに操作できる。

また、Galaxy S7 edgeで採用されたSnapdragon 820は、発熱問題で前モデルで搭載を見送られた「Snapdragon 810」の後継CPUだが、液体式ヒートパイプなどを採用することで熱対策は万全だ。実際使っても、本体の発熱は気にならなかった。もちろんハードな処理をする使い方をすればある程度温度は上がったが、局所的に熱くなることはなかった。

エッジ画面の使い勝手は?

Galaxy S7 edgeの最大の特徴であるデュアルエッジスクリーンは、ディスプレーを二分割して、別々の情報を映し出せる。よく使う機能をランチャーのように引き出して素早く呼び出せるほか、画面オフ時の情報表示エリアとしても利用可能だ。

この情報表示方法は、ひと昔前のガラケーのサブディスプレーのようなイメージだ。デザイン面も含めて好みが分かれる部分ではあると思うが、うまく使いこなせば便利に感じるだろう。

ただ、それ以外の用途としてはあまり目立ったものがないため、ネット上のユーザーの声を見ても「デュアルエッジスクリーンで利用できる機能をオフにしている」という意見がかなり見受けられた。実際使っても、ランチャー的な機能はデスクトップのショートカットでも事足りる印象で、せっかくの機能を活用できていないと感じられた。エッジスクリーンをうまく活用できるアプリが登場すれば、利便性や使い勝手が上がるかもしれない。期待したいところだ。

画面オフでも時計が見られる

その一方で、意外と好評なのが新機能「Always On Display」だろう。Always On Displayは、画面オフ時に時計やカレンダーなどと一部の通知を表示する機能。わざわざ電源ボタンを押さなくても時間などを確認できるのはとても便利に感じた。

ディスプレーの特定の部分のみを光らせることでバッテリー消費を極力抑えているためか、機能をオンにした状態でもバッテリーが1時間で約1%しか消費しなかったのは驚きだった。しかも、画面が焼き付けを起こさないように、ある程度時間がたつと表示場所が変わる点もよくできている。

採用されている有機ELのディスプレーは、その美しさから評判が良い。実際に見てみると発色が良くてメリハリもあるので、多くの人がその奇麗さを実感するだろう。大きめの画面サイズと相まって、動画の視聴が心ゆくまで楽しめる。

一方、スピーカーは本体下部にしかないので、迫力のサウンドとまでは言えない。音にこだわるのであれば、Bluetoothスピーカーを利用するか、イヤホンで楽しむほうがいいだろう。

カメラの実力は?

次に、スマホの重要機能であるカメラまわりを見てみよう。カメラは前モデルに比べて画素数こそ落ちているが、機能が強化されており評価は高い。

背面のリアカメラは画素数が前モデルの1600万画素から1220万画素へと変更された。しかし、カメラ自身の性能として、すべての画素が位相差センサーとなるデジタル一眼レフカメラ技術「デュアルピクセル」を新たに搭載。これにより、いままで以上に素早いオートフォーカスが可能になった。

これに加えて、カメラに取り込む光の量を数値化したF値も1.9から1.7に改善。前モデルと同様に光学手ブレ補正機能も内蔵しているので、暗い場所でもさらに明るくしっかり撮れるようになった。

実際に夜景を撮影した際には、昼間と変わらないほどのスピード感でピントが合ううえに、とても明るい写真を撮ることができた。暗い場所でもブレることなく明るい写真が撮れるというのは、スマホカメラとしては大きなメリットといえるだろう。

そもそも、1220万画素でも、スマホの画面で観たりSNSに投稿したりする分には、何の支障も問題もない。そういった意味では、画素数が低くなっても、暗い場面で写真をしっかり撮影できるようになったのは納得の進化と感じた。

バッテリーの持ちは?

バッテリーも新機種で強化されたポイントのひとつだ。前モデルの2600mAhから3600mAhへ大きく増えたこともあり、ネット上でもユーザーによる大きな不満の声は出ていない。実際使ってみても、よほど無茶な使い方をしない限り1日でバッテリーが切れる感じはしなかった。ライトユーザーなら2日は十分利用できそうだ。

なお、充電端子は、リバーシブルなUSB Type-Cではなく従来通りのmicroUSBを採用している。USB Type-Cはまだそれほど普及していないし、既存のUSBケーブルなどがそのまま利用できるという意味でも悪くない選択だ。また、前モデルと同様、急速充電と無接触充電「Qi」に対応しているのも見逃せない。

唯一の弱点は価格

Galaxy S7 edgeは、デュアルエッジスクリーンや画面サイズで好みが分かれる部分はあるが、申し分ない性能と機能を備えている。エッジスクリーンをもっとうまく利用できれば、さらに隙がなくなると感じた。全体的な完成度は高く、夏モデルの選択肢として有力な候補となるだろう。

弱点を挙げるとすれば価格だろう。ライバル機種であるXperia X Performanceの実質負担金は、ドコモオンラインショップでは約4万8000円。6万4800円のGalaxy S7 edgeよりも約1万7000円安い。画面サイズが大きくスペック的にも優れているので高額になるのは仕方がないともいえるが、購入を考えるときは無視できないポイントだ。

(スプール 近藤寿成)

[日経トレンディネット 2016年7月1日付の記事を再構成]

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