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定番、老舗、変わり種 今食べたいサンドイッチ3選

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NIKKEI STYLE

なじみのある食べ物に、ちょっと変化を加えてブームとなるという現象が、この数年、続いている。ホットケーキがパンケーキに変わり、おにぎりにもゆるく作る「おにぎらず」や多種多様なオイルで楽しむ「オイルおにぎり」が登場し、話題になった。

そして次に注目すべきはサンドイッチだろう。

3月末に東急プラザ銀座にオープンした「キャビアハウス&プルニエ/サンドイッチハウス」ではスモークサーモンやキャビア、フォアグラなどを使ったラグジュアリーサンドイッチを展開。一方、5月にオープンした新宿NEWoManの「Wa's sandwich」はだしや味噌、しょうゆを生かした和風のサンドイッチを提案した。

実際、東京を歩くと、サンドイッチをメインに扱う店舗が増えていることに気づく。その傾向は全国に広がっており、大阪のあるデパートの地下フロアでは、通路を挟んでサンドイッチ専門店が向かい合うところも出てきたほどだ。

この人気について、サンドイッチ専門店「サンドイッチハウス メルヘン」(東京・八王子)秘書課の中村貴子さんは「ケーキなどに比べて男性でも購入しやすく、自宅に持ち帰ってさらに切り分けてみんなで食べることもできるからではないでしょうか」と分析する。

そこで今回は男性のために、自分も楽しめ、お土産にしたら女性や家族の評価が上がるに違いないサンドイッチを紹介する。取り上げたのは大人気の専門店、老舗の喫茶店、そしてスイーツ店の3店だ。

店内厨房で作りたてを提供 バリエーション豊富な専門店

「サンドイッチハウス メルヘン」は、1982年の創業以来、関東圏のデパート中心に直営の26店舗を展開。すべて店内厨房で調理した作りたてを販売している。サンドイッチのバリエーションは約300種類あり、店舗の規模によるが常時40~50種類がショーケースには並ぶ。

こだわりは素材にも至る。人気の「タマゴサンド」はオリジナルマヨネーズと『ヨード卵光』を使用。食材は旬のものを選び、冬になると青森県深浦市の甘みのある雪下人参を使ったり、夏になるとシャインマスカットやイチジクなど、その時期で最もおいしいと判断したものを使っているという。

サンドイッチのスタイルは、自家製のふわふわパンにフルーツやお総菜、生クリームなどを組み合わせたボリューム感があるもの。単価は1個300円から500円前後で、幅広い層に売れている。

一年を通して人気なのが「フルーツスペシャル(いちご)」(360円)、「マンゴー生クリーム」(340円)や「おぐら生クリーム」(300円)など、生クリームをたっぷりと使ったデザート感覚のサンドイッチ。また、食事の代わりにもなる「チーズチキン大葉巻き」(340円)や「三元豚厚切りヒレカツサンド」(460円)もよく売れているという。

人気店だけに出店依頼は多いが、社長の原田純子さんの方針で現在の店舗より増やす予定はない。2015年10月に京都、2016年3月に大阪と初めて関西へ出店したが、これも既存店を閉店したうえでのこと。現在売上は順調に推移しているという。

先代の味を次世代が受け継ぐ 懐かしの味わい

消えゆこうとする味を、次の世代が守ったサンドイッチもある。

有楽町の新有楽町ビルヂングの地下にある「はまの屋パーラー」は、テーブルに星占いのゲームを置く、昔懐かしい風情の喫茶店。ただし、この店は一度、歴史に幕を下ろしている。閉店した「はまの屋」を、2011年にバードフェザー・ノブ(東京都中央区)が前店主から引き継ぎ、2012年に再オープンした。そのときに、人気メニューだった「サンドゥイッチ」のレシピも受け継いだ。2016年3月には2号店となる「はまの屋パーラー 日比谷店」を帝国ホテルプラザ東京4階にオープンしている。

「オフィスビルや商業施設にとって喫茶店は必要な文化事業」というのは日比谷店の持田正人店長。「廃業される喫茶店が多いなか、幸運なことにはまの屋パーラーは多くのお客様にごひいきいただいてどうにかやっておりますし、若い世代で引き継いでいくものとして大切にして行きたいお店だと思っています」

はまの屋パーラーの一番の人気は「玉子サンドゥイッチ」(620円)。この玉子サンド、持田さんによれば、そのシンプルな作り方に秘密があるという。「引き継ぐ際に教えていただいてわかったのですが、はまの屋の玉子サンドゥイッチは、とにかくシンプルに真面目に作られたもの。パンは昔から変わらないパン屋さんから届きますし、卵も産地から直接届き、それらをシンプルに焼いて挟むだけなのです」(持田さん)

プラス30円でトーストにもしてもらえる。玉子サンドゥイッチのほか、フルーツサンドゥイッチ、スペシャルサンドゥイッチも人気だそうだ。

菓子サンドイッチを空の旅のお供に

最後に紹介するのは、人気のスイーツと組み合わせたサンドイッチだ。

羽田空港第2ターミナルにある「カフェねんりん家」では「バウムクーヘンサンド」を販売している。お店が出発ゲートラウンジにあるので、購入できるのは飛行機に搭乗する人だけだ。

ねんりん家を運営するグレープストーン(東京都中央区)広報担当の大野由貴子さんによると、ねんりん家というブランドを設立する前から、同社はバームクーヘンをキャラメリゼした「バウムブリュレ」やバームクーヘン仕立てのイチゴショートケーキなど、新しいバームクーヘンデザートを考案していたという。「その経験から、いろいろ進化できるバームクーヘンのポテンシャルはデザートを超えてお食事としても楽しんでいただけるものにもなると考え、バームクーヘンサンドイッチにトライした」

マヨネーズやマスタードなど、甘みのないソースとの相性などもあるため、バウムクーヘン自体は甘さ控えめの特別仕立てのものを使っている。一番人気は「ホットバームクーヘン」だという。

(ライター 北本祐子)

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