iPhoneの着信、見逃さないための「フラッシュ通知」
iPhoneにメールや電話の着信などの通知があると、サウンドや振動(バイブレーション)で知らせてくれる。実はこのほかにカメラのLEDフラッシュを光らせる「LEDフラッシュ通知」があるのをご存じだろうか。その方法を紹介しよう。
写真撮影用のフラッシュを使う
通知にサウンドや振動を設定していても、騒がしいところでは気がつかない時もある。そんな時はLEDフラッシュ通知を使うと、サウンド、振動、LEDの点滅で通知してくれるようになる。通知を見逃す可能性がより低くなる。
設定方法は、ホーム画面の「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」とタップして表示される画面で、「LEDフラッシュ通知」をオンにする。
この機能をオンにすると、電話やメッセージの着信、タイマーやアラームなど、通知があった時にすべてLEDが点滅するようになる。電話の場合は着信を受けるか、切れるまでLEDが点滅し続ける。
ただし、LEDフラッシュ通知が動作するには、条件がある。まず画面がロックされている必要がある。また、画面がロックしていてもApple Watchで通知を受けている場合は、iPhoneのLEDフラッシュ通知はされない。おやすみモードになっている時もLEDフラッシュ通知はされない。
フラッシュ通知の回数は原則1回のみ
iPhoneのLEDフラッシュ通知は、電話の着信以外の場合、フラッシュが点灯するのは通知があったときの1回だけだ。ただし、「メッセージ」アプリの通知に関しては、2分おきに10回まで繰り返しを設定できる。その時に同時にLEDも点滅させられる。
これには、ホーム画面の「設定」→「通知」→「メッセージ」とタップして表示される画面で、「通知を繰り返す」をタップする。続く画面で繰り返す回数を選択する。すると、はじめの通知があってから2分ごとに、設定した回数だけ通知が行われるようになる。
(ライター 伊藤朝輝)
[日経トレンディネット 2016年5月14日付の記事を再構成]
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