ノートPCを快適に USB機器をまとめて接続
仕事でノートパソコンを持ち歩いている人は多いだろう。特にモバイルノートパソコンはディスプレーが小さい、光学ドライブがないといった制約が多い。
自宅やオフィスでは外付けの光学ドライブやHDDをつなげばストレージは強化できるし、使いやすいキーボードやマウスをつないだほうが作業の効率が上がる。しかし、つなぐ機器が増えると、毎回ケーブルの抜き挿しに手間がかかる(図1)。
そんなときに便利なのが「ドッキングステーション」。USB機器をまとめて接続できるだけでなく、液晶ディスプレーや有線LANなどもケーブル1本で使えるところが、USBハブとは違う点だ。機器ごとにケーブルを挿したり抜いたりする手間がなくなり、格段に楽になる(図2)。
デスクトップ機並みの拡張性
アイ・オー・データ機器の「USB3-DD2」は、ディスプレー出力と有線LAN、音声入出力端子を備え、USB3.0端子も3つ搭載している(図3、図4)。光学ドライブや外付けHDDなどをつないでおけば、拡張性に制約のあるノートパソコンをデスクトップ機のように使うことも可能だ(図5)。
ほかにも特徴的なドッキングステーションが販売されている。例えば、j5クリエイトの「JUD530」は細い管のようなコンパクトなデザインが特徴(図6、図7)。ノートパソコンの下に置いてチルトスタンドにもなる。映像出力端子がHDMIとアナログRGBの両方あるのも使いやすいポイントだ。
接続する機器が多い人には、サンワサプライの「USB-CVDK1」がお薦め。液晶ディスプレーを2台増設可能で、USB端子も6個と多い(図8、図9)。
(スプール 宮川泰明)
[日経PC21 2016年7月号の記事を再構成]
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