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iPhone SIMフリー化、自腹でやって見えた難関の数々

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日経トレンディネット

各キャリアのSIMロック解除への取り組みが少しずつ進んでいる。基本的にどのキャリアでも、2015年5月以降に発売された機種は、購入後180日経過するとSIMロックを解除できるようになる。

僕はちょうど半年前にiPhone 6s Plusを購入した。この時点ではSIMフリーモデルを選ぼうと思っていたのだが、半年後にSIMロック解除を試してみたいと考え、それまで使っていたソフトバンクモバイルで機種変更した。

いよいよ半年が経過し、SIMロックを解除できるタイミングがやってきた。

ただ、キャリアとしてはあまり望ましくないことなのだろう。SIMロックが解除可能になったという連絡などは一切ない。自分でカレンダーに記録しておいた購入日を頼りに手続きに乗り出した。これを読んでSIMフリー化を考える人も、自分で購入日を確認しよう。

解除の手続きはソフトバンクのウェブサイトから行えるのだが、とても分かりやすいとは言えない。解約は店頭でもできるので、自信のない人はそちらを利用するといいだろう。ただし、手数料が3000円もかかる上に、相当待たされそうだ。

手続き前に製造番号を調べておこう

ソフトバンクのウェブサイトにアクセスし、SIMロック解除に関する注意事項を読んだら、そのページから「My SoftBank」にログインして手続きを進めていく。今回、僕はパソコンを利用した。というのも、スマートフォンのアプリで「My SoftBank」にログインしても、何をどうしたらいいかよく分からなかったのだ。

電話番号とパスワードを入力してログインすると、製造番号(IMEI番号)の入力を求められる。しかしだ。普通のユーザーがいきなり製造番号と言われても、どこに記載されているのかさっぱり分からないだろう。このあたりからも「やってほしくない」感がありありと伝わってくる。ちなみにiPhoneの製造番号は「設定」→「一般」→「情報」で確認できる。他の機種でSIMロックを解除しようと考えている人も、まずは製造番号を調べる方法をチェックしてから進めるといい。

事前に他社製のSIMカードを用意しておく

解除手続きが完了したら、SIMロック解除キーが発行される。他社製のSIMカードをiPhoneにセットすると解除キーの入力画面が出てくるので先ほどのキーを入力し、SIMロックを解除する。ここで注意が必要なのは、解除キーを入力する画面を表示するには他社製のSIMカードが必要だということだ。My SoftBankで手続きをしていく際にも「他社製SIMカードが必要だ」と赤字で注釈が表示される。

このSIMカードは何でもいいので、僕の場合は、iPadで利用していたIIJmioのSIMカードを一時的に利用して作業を進めていった。だが、一般の人が他社製のSIMカードを持っているだろうか? SIMロックを解除した後、MNPで他社に乗り換えようと思っている場合でも先にSIMカードを用意しているとはちょっと考えにくい。店頭で解除してもらう場合は、店舗にあるSIMカードを使ってスタッフがやってくれるので、そのほうが現実的かもしれない。

解除を実行した後は、「iPhoneをアクティベートします」という画面が表示される。ここでApple IDとパスワードを入力すると、iPhoneの接続先が「SoftBank」から「docomo」に変わった。今回使用したIIJmioのSIMカードはNTTドコモのネットワークを使用しているので、NTTドコモのネットワークに接続されたわけだ。

※編集部注:アップルによると、他社のSIMカードを入れる方法のほかに、iPhoneの復元でSIMロックを解除することもできます。

APN設定のために無線LAN環境が必要だった

さて、SIMロックの解除に成功しても、そのままでは利用できない。新しくセットしたSIMカード、つまりIIJmioのAPNを設定しなければならないのだ。こちらは、IIJmioのウェブサイトからiOS APN構成プロファイルをダウンロードしてインストールすることになる。無線LANを利用できる自宅などで操作するといいだろう。これで、iPhoneでIIJmioのSIMを利用できるようになった。

ちなみに、再びソフトバンクのSIMカードをiPhoneにセットしても接続はできなかった。これは、APNの設定がIIJmioに変わったから。特殊なケースかもしれないが、もしSIMを使い分けたい場合などは意外な盲点になるので気をつけたい。再びソフトバンクのSIMを利用するためには、IIJmioのAPN設定を削除した上で、iPhoneの設定をリセットしたらうまく通信できた。

戸田覚(とだ・さとる)
1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。

[日経トレンディネット 2016年4月28日付の記事を再構成]

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