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パクチー大好き、「パクチスト」急増の理由

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NIKKEI STYLE

パクチー旋風が巻き起こっています。料理に添えるなどの脇役であったパクチーですが、今や愛好者は「パクチスト」と呼ばれ、2015年はパクチー専門レストランのオープンラッシュが起こるなど、ブームに拍車がかかりました。その勢いはエスニックの枠を超えて、通常パクチーをあまり使用しない和食や洋風料理にまで登場するほどです。
 いったい、パクチーにどんな魅力が隠されているのでしょうか。老若男女問わず、パクチストが急増した理由に迫ります。

ブームの立役者は"パクチー・ネーティブ"

話をお聞きしたのは、パクチストの聖地ともいえる東京・経堂のパクチー専門店「パクチーハウス東京」店長の牛田うっしぃさんです。店舗は2007年にオープンし、常時35種類ものパクチーメニューが揃います。

「ブームの立役者として、ずばり"パクチー・ネーティブ"の存在が大きいです」(牛田さん)。パクチー・ネーティブとは、平成生まれで早くからパクチーを日常的に認識している若者世代を指しています。「彼らはパクチー独特の香りに『大好き』『大嫌い』『 臭い……けれど好き』と熱く語り合います。若者にとってパクチーはコミュニケーションアイテムのひとつになっているのです」と牛田さん。同店の客層にもパクチー・ネーティブは男女共に多く、パクチーをめぐるトークに熱が入るそうです。

さらに、「パクチーをほぼ使わなかったエスニック料理店がパクチーを多用するようになったり、フレッシュパクチーやパクチーの加工食品を販売するスーパーが増えていることもブームの要因」(牛田さん)とも。主婦層の目に触れる機会が増えているのです。90年代以降のエスニックブームでは料理の"添え物"だったことを知る主婦層には、今や立派に主役を張るパクチーの魅力を再認識している人も多いでしょう。

パクチーと出合うきっかけは違いますが、様々な年代のパクチストがブームを盛り上げているといえるのです。

自宅で手軽にパクチ-料理を堪能

パクチストを自覚したら、自宅でもパクチーを楽しみたくなります。スーパーにはパクチーを使用した調味料が続々登場し、その品数の多さは目移りしてしまうほど。中華・エスニック料理材料の製造・販売およびマコーミック製品を取り扱う「ユウキ食品」では、2015年6月に販売を開始した「パクチードレッシング」が予想以上の大ヒットとなっています。

同社経営企画部の高原睦さんによると「販売後は順調に売り上げが伸び、今年2月には発売当初の7倍になりました。当社が取り扱うドレッシングの中でも人気は上位に入ります」。セパレートフレンチや中華などマコーミックの定番ドレッシングと肩を並べる人気とのことです。サラダはもちろん、蒸し鶏や麺類にかけてもよさそう。夏には、さらにエスニック商品を充実させていく予定とのことなので楽しみです。

パクチーは和食の炊き込みご飯にも合う

パクチーはエスニック料理と相性抜群です。一方、洋食や和食となると相性は「?」と思われがちですが、料理のジャンルを超えて、パクチーを取り入れたメニューを展開するレストランが増えているのです。

31種類の樽生クラフトビールと一緒に「ビストロめし」が楽しめる「クラフト麦酒ビストロ クラフトマン五反田店」。和とフレンチの融合がコンセプトの同店には、肉や魚をムース状に練り上げたフレンチパテや燻製ベーコンのグリルなど、ビールに合う料理がずらりと並びます。その中に、パクチーがたっぷり入った炊き込みご飯がありました。

フランスの伝統的な製造方法で作られた鋳物鍋「ストウブ」で炊き上げた炊き込みご飯の上には茨城県産のパクチーが。「ビールの後の締めに、口をさっぱりさせてお腹も満たせる料理を提供したいと考え、爽やかなパクチーと和風だしの炊き込みご飯をマリアージュさせました」と同店の塩野貴洋シェフ。お客様からも鍋のふたを開けた瞬間に歓声が上がるといいます。一面に広がるパクチーのインパクトと香り、しらすとの相性がクセになるとリピーターが増えているとのことです。

和食でもシソやネギなど、香りの強い食材を使用します。そう考えれば、パクチーが和食に合うのも理にかなっているかもしれません。

これから暑くなる季節。夏にかけて、ジャンルを超えたパクチー料理と、パクチストがさらに増えそうです。

【パクチーハウス東京】 http://paxihouse.com/

【ユウキ食品】 http://www.youki.co.jp/

【クラフト麦酒ビストロ クラフトマン】 http://craftsman-craftbeerbistro.jp/

(取材・文 GreenCreate)

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