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保有するだけでたまる 投信にもポイントサービス

2015/11/24

 今どきは、いろいろな商品やサービスの利用でポイントがたまる仕組みがある。証券会社も例外ではない。資産運用の成果に、ポイントによるプラスアルファがあればうれしいもの。投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントを付与するネット証券会社4社のサービスの内容を見てみよう。
カブドットコム証券の「投資信託毎月ポイント」のサイト画面

 投信を保有しているだけでポイントがたまるサービスはネット専業各社が拡充している。保有者自身、気付かない場合があるが、ほっておくとポイントが失効してしまうので要確認だ。チェックしたいのは、どのような条件でポイントが付与されるのかという入り口と、たまったポイントをどんなものに交換できるのかという出口だ。

 どちらの面でも比較的充実しているのがSBI証券だろう。ポイントは1カ月間の平均保有残高に応じてつく。その付与率は、月間保有額1000万円未満のときは「年率0.1%」、同1000万円以上だと「年率0.2%」だ。

 保有残高が例えば500万円のときの付与率は0.1%なので、仮に投信を1年間保有したとすると、「500万円×0.1%」により、5000ポイントを得られる計算だ(残高が一定と仮定)。実際にはポイントは日割り計算されて、毎月の15日時点で配られる仕組みだ。

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 たまったポイントの使い道はいくつかある。

 代表的なのが現金への交換だ。交換レートは条件により異なる。同じグループの住信SBIネット銀行を受取口座に指定していると有利。原則1ポイント=0.85円として現金に交換され、指定クレジットカードの保有者であれば交換率は1ポイント=1円に高まる。他の銀行を振込先に利用していると1ポイント=0.8円相当(別途、手数料)になる。

 使い道でもうひとつ便利なのが各種ポイントサービスへの交換だ。小売店や飲食店など全国約10万の加盟店で使える共通ポイント「Tポイント」へは、1対1で交換できる。JR系「Suicaポイント」やセブン&アイ・ホールディングス系の「nanacoポイント」なども同様だ。他にもANAで700ポイント=200マイルといった具合に交換できる。ポイントの利用開始はサイト上で申し込む。

 共通ポイントの一種である「楽天スーパーポイント」を付与するのは楽天証券だ。「ハッピープログラム」に申し込むと、投信の残高10万円ごとに毎月4ポイントが付与される。投信を500万円保有していると年間で2400ポイントがたまる。楽天スーパーポイントは通常1ポイント=1円として使えるので、2400円分に相当する。ポイントを得るには、同証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用していることが前提だ。

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