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将棋王座戦、糸谷八段が挑戦権 佐藤名人を破る

2016/7/25

 第64期将棋王座戦(日本経済新聞社主催)の挑戦者決定戦が25日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指され、午後9時52分、149手までで先手の糸谷哲郎八段(27)が佐藤天彦名人(28)を破り、羽生善治王座(45、王位・棋聖)への挑戦権を獲得した。糸谷八段の王座挑戦は初めて。

糸谷哲郎八段(いとだに・てつろう)1988年生まれ。広島市出身。森信雄七段門下。98年奨励会入会。2006年四段。14年、竜王を獲得、八段に。

 5連覇、通算24期を目指す羽生王座との五番勝負第1局は9月6日に横浜市の横浜ロイヤルパークホテルで指される。

 糸谷八段は今期の王座戦本戦で渡辺明竜王(32)らトップ棋士を破って勝ち上がった。早見え早指しの天才肌で形にこだわらない力戦の将棋を得意とする。大阪大学大学院に在籍し哲学を専攻する異色の棋士でもある。

 タイトル戦登場は3回目となる。羽生王座とのタイトル戦は初めてだが、2014年、竜王戦挑戦者決定三番勝負では羽生王座を2勝1敗で下し挑戦権を獲得。勢いに乗って七番勝負も制し竜王の初タイトルを獲得した。今年度の成績は9勝5敗。終局後、糸谷八段は「羽生先生は目標にしている棋士で五番勝負ではいい将棋を指したい」と話した。

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