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働く女性の婚活事情 「市場」は男性優位?

2014/10/25

 働く女性にとって「結婚」は、ライフプランを考える上での重要課題。結婚はしたい。でも、合コンラッシュは一段落し、周囲を見渡しても心を許せる男性はいない――。そんな女性たちの婚活事情と結婚観を追った。
婚活パーティーに参加する男女(10月、東京・銀座)

 東京都内の外資系企業に勤める今村早苗さん(仮名・34)が婚活を本格的に始めたのは昨秋。「このまま結婚せずに一生働き続けるのかどうか」と疑問が生まれ、親からも結婚をせかされた。「とりあえず半年ほど挑戦してみよう」と、結婚相談所に入会した。お見合いは3カ月で約20人。今年3月、現在の夫(40)と出会い、8月に入籍した。

 相手選びはインターネット上で「ネットショッピング感覚」。収入や学歴、見た目で選んで申し込む。「普段は会わないようないろいろな人に会って」自分の価値観や評価基準を見直した。

 夫は自分の条件外だったが、自分の「素の姿」を見せられた。ときめきはなかったが、しっくりくる人だと感じた。その後7人の男性と会い、「やはりこの人」と確信した。「仕事でつらくても支えてくれる人がいると思うと楽」。9月には妊娠が分かった。仕事は今後も続ける。今は新しい生活に満足している。

 「映画、お好きなんですか」「職場が近いですね」

 10月、結婚相談所大手のツヴァイが東京・銀座で開いた婚活パーティー。20~40代の男女合計31人が順番に互いの自己紹介カードを見ながら会話を交わす。好印象の相手の番号を用紙に記入。1時間半ほどのパーティーで互いにマルを付けた4組のカップルが成立し、はにかみながら連れ立って会場を後にした。

 ツヴァイによると、女性会員は30~40代が中心で、95%は有職者。企業向けの営業担当者は「ここ数年、仕事ばかりで私生活を顧みない女性社員を心配する人事担当者からの問い合わせも多い」と話す。

 婚活中の男性も「家計を考えると共働きの方が良い」(会社員、48歳)「自分の仕事を理解してくれそう」(会社員、34歳)と働く女性に好意的。「女性の方が収入が多くても気にしない。どちらが家事を多く負担するかも話し合って決めたい」(公務員、43歳)という声もある。

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