トラベル sponsored by アメリカン・エキスプレス

トラベルセレクション

GWは巨大迷路で頭も体もリフレッシュ

2016/4/24 日本経済新聞 プラスワン

■子どものほうが得意!?

 大型連休はどう過ごす。新緑が美しい時期は外で気持ちよく過ごしたい。加えて頭も使って楽しめる巨大迷路はおすすめだ。各地に自然豊かで様々に演出されたコースがあり、マイペースで挑める。そこで、家族やカップルで楽しめる国内の巨大迷路を専門家に選んでもらった。

 評価を集めたのは「ココドコ」(1位)など、階段を上り下りしながら進む立体迷路。森や海沿いに立地する迷路も多く、広大な風景が魅力的だ。

 利用する際は動きやすい服装で臨みたい。小さい子どもは保護者の同伴が必要だ。

 立体迷路を施工、販売するキートス(千葉県浦安市)の田沢功代表によると、総じて大人より子どもが早くゴールに着くという。「大人がうろうろ迷う姿を見るのも、子どもは楽しいのでは」。体格や年齢がハンディにならないスポーツエンターテインメントを思いっきり楽しもう。

■1位 ココドコ(ぐりんぱ)
静岡県裾野市/ゴールの暁には富士山が(510ポイント)

 富士山二合目の遊園地にそびえる立体迷路は約400ユニットから成り、約1000平方メートルの床面積を誇る。内部に張り巡らされたロープや階段が行く手を遮り、つり橋状の床が揺れ動くなか、ゴールを目指して上り下りする。コースが2つあり、指定のスタンプを集めてゴールすると、頂上で鐘を鳴らせる。晴れた日はゴールから富士山が見えるという立地も評価を集めた。「上の階の床面積が広く、体積も大きくて遊びがいがある」(泉よしかさん)、「富士山を臨む景色や園内の緑など、自然をたっぷり満喫できる」(飯坂あかねさん)。

(1)入園料1200円、各コース400円(2)各15~30分(3)平日9時30分(土日祝は9時)~17時、不定休(4)東名高速「裾野IC」から車で20分(5)電話055・998・1111

■2位 アクアベンチャー(清水公園)
千葉県野田市/水遊びに子どもたち大はしゃぎ(400ポイント)

 フィールドアスレチックやキャンプ場がある広大な公園の一角にあり、世界初の噴水迷路をうたう。「噴水でコースが変化し、瞬発力が試されるのが面白い」(島袋芙貴乃さん)。体がぬれないように噴水迷路をクリアしたあと、階段状の迷路をめぐり、4つのスタンプを集めてからゴールする。スタンプラリーが難しく、1時間以上さまよった揚げ句、結局リタイアする人もいるという。「迷路と水遊びの楽しさがミックスしていて、子どもは大はしゃぎ間違いなし」(泉さん)。「夏場にぜひ行きたい」(奥村智子さん)。(1)650円(2)約20分から1時間(3)9時~17時(16時受け付け終了)(4)東武野田線清水公園駅から徒歩10分(5)電話04・7125・3030

■3位 養老天命反転地
岐阜県養老町/「感覚」が崩れる面白さ(310ポイント)

 名古屋出身のアーティスト、荒川修作氏とパートナーのマドリン・ギンズ氏の構想を形にした、迷路のような芸術作品。体で直接体験するアートというコンセプトに基づき、丘とくぼみにパビリオンや曲がりくねった回遊路などの作品が並ぶ。「平衡感覚がなくなるような、『不思議の国のアリス』の世界観が現実になったような、不思議な空間」(大畠大介さん)。「自分が信じている感覚が裏切られる体験の続出で、他では味わえない面白さ」(藤井みささん)。ヘルメットと運動靴の無料貸し出しあり。(1)750円(3)9時~16時30分、月曜休園(4)養老鉄道養老駅から徒歩約10分(5)電話0584・32・0501

■4位 立体迷路「MeGaMo」 那須ハイランドパーク
栃木県那須町(290ポイント)

 MeGaMo(メガモ)は英語で「巨大な難攻不落の迷路」の略。6階建て迷路で仕掛けが内部に多数用意されている。「アスレチックの要素が加わり満足感と達成感が味わえそう」(奥村さん)(1)入園料1600円、利用料500円(2)約30分(3)原則9時30分~17時(4)東北自動車道「那須IC」から車で約20分(5)電話0287・78・1150

 

■5位 「忍者からくり格言迷路」 江戸ワンダーランド
(栃木県日光市)

 引き戸やカラクリを探しながら進む。「発想を柔軟にしないとクリアできない」(藤井さん)(1)江戸ワンダーランドの1日手形4700円(2)5~10分(3)9時~17時、最終受け付け16時45分。水曜日定休(4)日光宇都宮有料道路「今市IC」から車で15分(5)電話0288・77・1777

 

 

■熊本にも注目の施設
 熊本地震のため休業中だが、専門家が高く評価したのが元気の森(阿蘇ファームランド、熊本県南阿蘇村)。全長1キロメートルのデレンケン迷宮など「豊かな表情の迷路を楽しめる」(島袋さん)。同施設は道路などが復旧するまで休業としている。地震の沈静化を祈るとともに、魅力的な施設を心に留めておこう。(1)1300円(4)九州自動車道「熊本IC」から車で約40分

■6位 「カラクリ砦」 さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト
(相模原市)

 冒険コースと挑戦コースがある。「上下左右に進み方向感覚を失う」(沢谷輝さん)、「大人も楽しめる」(飯坂さん)。(1)入園料1700円、利用料1コース500円(2)約15分(3)平日10時~16時30分、土日祝9時~17時(4)JR中央線相模湖駅からバス8分(5)電話042・685・1111

■7位 「ザ・メイズ」 ハウステンボス
(長崎県佐世保市)

 ツリーハウス型迷路。「5カ所のゴールから本物のゴールを探す楽しさがある」(大畠さん)(1)1DAYパスポート(6500円)なら1回目無料、2回目300円(2)15分前後(3)原則9時~22時、1時間前に最終受け付け(4)JRハウステンボス駅下車(5)電話0570・064・110

■8位 「脱出!!シバマサ城」 芝政ワールド
(福井県坂井市)

 カラクリ扉を通るタイプなど2コース。「ゴールから日本海が眺められる」(河村亮太さん)(1)入園料1500円、1コース500円(2)20~30分(3)10時(土日祝は9時)~17時(大型連休中は18時)、30分前に最終受け付け(4)北陸自動車道「金津IC」から車で約15分(5)電話0776・81・2110

■8位 「カード迷路 ぐるり森大冒険」 マザー牧場
(千葉県富津市)

 クイズに答えながら進む。「親子におすすめ」(飯坂さん)(1)入場料1500円、利用料500円(2)約20分(3)9時30分~16時30分(土日祝は9時~17時)(4)館山自動車道「木更津南IC」から車で約30分(5)0439・37・3211

■8位 「地底王国 美川ムーバレー」
(山口県岩国市)

 タングステン鉱山跡の坑道を謎を探しながら進む。「遺跡探検のような気分で楽しめる」(大畠さん)(1)1350円(5月から1450円)(2)約90分(3)9時30分~17時、水曜定休(4)山陽自動車道「岩国IC」より車で30分(5)電話0827・77・0111

◇     ◇

 表の見方 数字は選者の評価を点数に換算したもの。施設名(所在地)(1)大人1人の料金(消費税込み)(2)所要時間の目安(3)営業時間(4)交通アクセス(5)問い合わせ先。2位から5位の写真は各施設提供。

 調査の方法 全国の施設から専門家の推薦に基づき、約30カ所の巨大立体迷路のリストを作成。家族や友人と楽しめる、迷路らしさを満喫できるといった観点で、10人の選者に順位を付けてもらった。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)。

 雨宮健一(KNT―CTホールディングス国内旅行部)▽飯坂あかね(PLACEHUB編集部)▽泉よしか(トラベルjp<たびねす>)▽大畠大介(遊園地ドットコム編集長)▽奥村智子(コズレ 企画/広報)▽河村亮太(日本旅行総研研究員)▽久米隼(NPO法人日本冒険遊び場づくり協会事務局長)▽沢谷輝(はとバス企画旅行部)▽島袋芙貴乃(いこーよ編集部)▽藤井みさ(asoview!NEWS編集部)

[日経プラスワン2016年4月23日付]

トラベル新着記事