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眼鏡っ子に朗報? 就寝中にコンタクトすれば近視改善

NIKKEIプラス1

2017/4/29付 NIKKEIプラス1

PIXTA

 パソコンやスマートフォン(スマホ)の利用が増え、近視が世界的に増えている。眼鏡をかける子どもが目立つなど、低年齢化も進む。近視の種類と原因、最新の矯正法について、専門家に聞いた。

 近くの物は見えるのに、遠くの物がぼやける――近視を疑う典型的なケースだ。近視にはいくつかの型がある。子どもに多い近視は、眼球の長さが前後に伸びるのが原因だ。

 近視のなりやすさは遺伝的な要因や、スマホやゲーム機の画面など手元近くを長時間注視する習慣が影響すると考えられる。小児期に始まった近視は多くの場合、成長につれて進行する。

 近視の強さは、その人の目に合ったレンズの屈折力を示す度数によって、弱度、中等度、強度に分類できる。強度近視は40歳以上の日本人の約5%を占める。

 近視を治療したいと思っても、前後に伸びた眼球の長さを元通りにする治療はない。身近な矯正方法は眼鏡やコンタクトレンズの着用だ。凹レンズで光の屈折を弱め、ピントを網膜上に合わせる。中等度までの近視には、眼鏡が不要な矯正法がある。

 大人でよく知られるのはレーシックと呼ばれる屈折矯正手術だ。角膜にレーザーを照射し、カーブを変えて屈折力を矯正する。ただし子どもは対象外だ。費用は両眼で30万~50万円程度。一度受けると、角膜の状態は元に戻せない。

 子ども向けの選択肢として近年期待を集めているのは、就寝時にコンタクトレンズを着けるだけで、日中は裸眼で過ごせる矯正法「オルソケラトロジー」だ。特殊なカーブのコンタクトレンズを着けて夜眠ると、レンズが角膜を圧迫し、ずれていたピントを正常化する。翌朝レンズを外しても角膜は形を保つため、裸眼で見ることができる。

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