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女性におすすめ 仕事モードのリュック、ベスト10

2016/6/25付 日本経済新聞 プラスワン

■シンプルで使い勝手良く

 働く女性の間で、通勤にリュックサックを使う人が増えている。クールビズの普及やオフィスファッションのカジュアル化を受けて、リュック姿が受け入れられやすくなってきた。そこでビジネスシーンで使える女性におすすめのリュックを、専門家に選んでもらった。

 リュックはもともと山歩きなどアウトドア用で、ポケットが充実するなど機能性には定評がある。最近では書類の保管や情報機器の収納に配慮したものが目立つ。軽量化が進み、オフィスでも違和感がないシンプルで上質なデザインが増えてきた。男女兼用で持てるリュックもある。

 トートバッグになる2ウエー型を薦める声も多かった。「通勤中は背負って、得意先訪問には手持ちで、と切り替えて使いたい女性が増えている」(東急百貨店の宗形美香さん)。通勤途中に子どもを保育園に送迎する人や、パソコン用バッグを持たずリュック1つで済ませたい人など様々な使い方に対応できる。仕事モードで使いこなせる、お気に入りの1つを探してみてはいかが。

1位 ポーターガール アーバン デイパックL(吉田) 470ポイント
上質な素材感、スーツと好相性

 大人の女性を意識したタウンカジュアルシリーズのリュック。さらっとした手触りの表地は衣類を思わせるソフトな風合いで、はっ水加工を施し速乾性がある。「上質な素材感で、シンプルだが使いやすそう」(北林芳武さん)。丸みのあるフォルムと淡い灰色が女性のビジネスファッションになじみやすい。「霜降り状に見えるシャンブレー調の生地に、張り感があり形崩れしにくい作りで、スーツと合わせても良い」(木下義紀さん)。13インチのパソコンが入る背面ポケットがある。「外ポケットの大きさもちょうど良く、大人っぽい雰囲気」(黒田里香さん)。

 (1)26×44×13.5センチ(2)730グラム(3)グレー、紺(4)2万8620円(5)03・3862・1021

2位 カナナプロジェクト 51924(エース) 460ポイント
素材や色に女性らしさ、トートでも使える

 ハンドルとフラップに牛革をあしらったエレガントなデザイン。「素材や色の組み合わせなど細部が女性向け」(たかぎこういちさん)。両サイドのファスナーを開き、肩ストラップを背面ポケットにしまうと、トートバッグとして利用できる2ウエー型。「通勤時はリュック、外回りにはトートバッグと使い分けられる、働く女性目線のリュック」(宗形美香さん)。背中側のポケットは長財布も収納可能で、混雑時の貴重品管理に配慮した。「PC不要でアフター5に習い事のある人向け」(林智子さん)。

 (1)29×35×15センチ(2)680グラム(3)黒、紺、ベージュ、ブルーラベンダー(4)2万1600円(5)03・5843・0606

3位 ビクトリア ハーモニー(ビクトリノックス・ジャパン) 455ポイント
ソフトな色合い、肩掛けとの2ウエー

 シンプルで、曲線のシルエットとソフトな色合いが特徴。長さ調節可能なハンドルが付いていて、ショルダーバッグにもなる2ウエー型。「革のハンドルが細身で金具もエレガント」(寺内純子さん)。内側は鮮やかな水色で、15インチのパソコンが収納できるポケットがある。「パソコンやお弁当も入り、使い心地がよさそう」(橋本ワコさん)。淡い色の展開もある。

 (1)28×41×13センチ(2)800グラム(3)ストーンホワイト、黒、グレー(4)3万5640円(5)03・3796・0951



4位 トビー バックパック(トゥミ) 350ポイント
黒ナイロンに高級感、柔らかな印象も

 光沢のある黒いナイロン素材とシンプルなシルエットは「高級感があり、ジャケットやスーツの職場でも自信を持って使える」(林さん)。男女兼用だが、丸みのある外観が柔らかい印象を与える。「ツヤ感があり、金具が上品」(橋本さん)。ポケットの配置とデザインが目立ちすぎないと評価する声もあった。

 (1)30.5×40.5×15センチ(2)約600グラム(3)黒(4)5万4000円(5)0120・006・267



5位 ポートラ コンバーチブル・バックパック(トゥミ) 280ポイント
ゴールド金具にモード感、置いても倒れず

 耐久性の高いバリスティックナイロンとレザーを使った、かっちりした作りの2ウエー型。ポケットやファスナーにゴールドのパーツをあしらい「新鮮でモード感がある」(たかぎさん)。トートバッグのように持てるほか、底に鋲(びょう)があり地面や床で自立する。「女性の出張に最適」(宗形さん)。15インチまで対応するパソコン収納スペースも。

 (1)32×40.5×14.5センチ(2)約1200グラム(3)黒(4)7万200円(5)0120・006・267



6位 アトラス クアドラ ヘザー(コールマン ジャパン)

 書類や雑誌の持ち運びに配慮した角形で、パソコン用ポケットもある。「容量があるのに軽量で、開口部が出し入れしやすい」(中山一朗さん)。ヘザー調の表地は服地をイメージ。ポリエステル素材ながらスポーティーさと高級感を両立した。「カジュアルなオフィスや週末、アウトドアとマルチに使えそう」(橋本さん)。

 (1)28×44×15センチ(2)690グラム(4)8316円(5)0120・111・957

7位 アネロ AT-B0193A(キャロットカンパニー)

 ダブルファスナーの開口部に口金を使用。がまぐちのように大きく開き、出し入れがしやすい。ペットボトルが入るサイドポケット、長財布が入る大きな前ポケットも。「弁当や水筒にもおすすめ」(林さん)。5000円を切る価格への評価も。

 (1)27×40×17センチ(2)650グラム(3)紺、黒など19色、7月に3色追加予定(4)4860円(5)03・3403・2311

8位 ザ・ノース・フェイス シャトルデイパックスリム(ゴールドウィン)

 高級感と強度を兼ね備えたナイロン素材を使用。ショルダーは服に合わせやすい薄手で、ポケットや蛇腹式仕切りなど、パソコンや小物類の分割収納が充実している。「控えめで目立たないロゴデザインもビジネス向け」(中山さん)。

 (1)45×27×12センチ(2)850グラム(3)黒、茶、紺、白(4)1万6200円(5)0120・307・560

左から、6位の「アトラス クアドラ ヘザー」、7位の「アネロ AT-B0193A」、8位の「ザ・ノース・フェイス シャトルデイパックスリム」
9位 ポーターガール ムース デイパック(吉田)

  女性の背中に収まる小ぶりサイズで、表地に肌触りの良いしっとりした素材を使用。「丸みを帯びたデザインがいい」(中山さん)。背面に書類や雑誌、本体にポーチなどを分けて収納する2層式になっている。

 (1)30×40×13センチ(2)480グラム(3)黒、ピンク、紺、青、茶(4)1万9440円(5)03・3862・1021

10位 マンハッタンパッセージ #3216(レジャープロダクツ)

 L字に大きく開くファスナー、3段分割の収納ポケットなど、探しやすい工夫が多い。軽量ながらはっ水性の高い素材を使用。内側は鮮やかなブルー。

 (1)28×38×14.5センチ(2)590グラム(3)紺、黒(4)1万9440円(5)042・349・7119

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 表の見方 数字は評価を点数化。商品名(メーカー)(1)幅×高さ×奥行き(2)重さ(3)色展開(4)税込み価格(5)問い合わせ先

 調査の方法 専門家の助言を基にビジネス対応のリュックを扱うメーカーを選定。各社にお薦めを出してもらい、集まった40商品を専門家が実際に手にとり、機能性や収納力、デザイン性といった観点から評価した。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)。

 北林芳武(Bagazine編集長)▽木下義紀(三越伊勢丹婦人雑貨統括部ハンドバッグバイヤー)▽黒田里香(集英社マリソル副編集長)▽たかぎこういち(タカギ&アソシエイツ)▽寺内純子(バッグアーティストスクールレプレ学長)▽中山一朗(東急ハンズMD企画部バイヤー)▽橋本ワコ(パーソナルスタイリスト)▽林智子(クローゼットオーガナイザー)▽藤川明日香(日経ウーマン副編集長)▽宗形美香(東急百貨店婦人・紳士統括部ハンドバッグバイヤー)

[日経プラスワン2016年6月25日付]

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