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鉄道博物館開業の京都・梅小路 回遊性高める整備続々

卸売市場に見学コース、JR新駅…

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NIKKEI STYLE

国内最大級の鉄道博物館「京都鉄道博物館」(京都市下京区)が開業し、梅小路公園を中心とするエリアの集客力が高まっている。京都市は隣接する中央卸売市場を再整備し、観光客らの見学コースをつくる計画。2019年にはJR山陰本線の新駅が付近に開業し、アクセス改善も見込める。回遊性を創出し、家族連れも楽しめる新たな観光スポットになるか。

ボーーーッ。4月29日午前、梅小路公園に京都鉄道博物館のSLの汽笛が鳴り響いた。開業初日の来館者数は約1万4300人に達し、大勢の家族連れでにぎわった。JR西日本の真鍋精志社長が「地域と歩む鉄道文化拠点」と位置づけるように、梅小路公園の周辺エリアを活性化する中核施設となりそうだ。

市などは梅小路公園一帯を文化・観光施設などが集積する「京都駅西部エリア」と位置づけ、活性化を目指す。同地域には東本願寺や西本願寺、東寺といった有名寺社や江戸時代の花街の街並みが残る島原などがある。ただ、住宅も立ち並ぶ古くからの市街地で、「つい数年前まで、必ずしも活性化された地域とはいえない面もあった」(京都市の門川大作市長)。

初年度120万~130万人の集客を見込む鉄道博物館の開業により、すぐ近くにある内陸部の水族館として国内最大級の「京都水族館」などと合わせ、観光スポットとして面的な広がりが期待できるようになった。

京都水族館は鉄道博物館の開業に先立ち、4月20日に12年のオープン以来初となる大規模な展示内容のリニューアルを実施。目玉である幅15メートル、深さ6メートルの大水槽では「京の海」をテーマに京都府北部に生息する魚類などを集めた。天橋立の内海、阿蘇海で取れる「金樽イワシ」で知られるマイワシをはじめ、約50種、1万1千匹の魚類を展示する。

また、1日からは鉄道博物館と水族館の両施設の入館券のセット販売を始めた。別々に購入するときと比べて、入館料が大人1人当たり320円安くなる。

周辺再開発も動き出す。京都市などは約600億円を投じて中央卸売市場第1市場を建て替える。再整備では施設を小規模化し、敷地面積を約10万5千平方メートルと現在の約7割に縮小。その際に市場南側にできる約4千平方メートルの敷地を「賑(にぎ)わいゾーン」と銘打ち、集客施設とする方針。

19年春にはJR山陰本線の京都―丹波口駅間の七条通付近に新駅が開業する。改札口は梅小路公園近くに設置される計画だ。地域への交通の便が改善すれば、誘客に弾みがつきそうだ。

JTBグループのJTB国内旅行企画の大江徹地域統括部長は「街歩きのできる観光地は全国的に人気が高まる傾向がある」と分析する。京都市東山区のように、清水寺など複数の観光名所が集まるエリアは選択肢が多いため大きな集客力を持つ。梅小路公園の周辺エリアも鉄道博物館の開業をテコに、地域にいかに回遊性を持たせるかが課題になる。

JR西、社宅跡地で温泉開発 鉄道博物館東側

西日本旅客鉄道(JR西日本)は梅小路公園周辺の集客力を高めるため、次なる一手として京都鉄道博物館の東側の敷地で温泉開発に乗り出す。現在は資材置き場に利用されているJR西の社宅跡地(面積約5千平方メートル)で温泉を試掘する認可が3月に京都府から下りた。試掘で温泉が湧いた場合、温泉付き宿泊施設などとしての再開発を視野に入れている。

温泉は京都の観光資源として見直されている。京都市は昨年11月、市内の温泉活性化に向けて、旅館・ホテル業者などで構成する協議会を立ち上げた。4月下旬には観光名所の散策と温泉を組み合わせた観光プランなどを紹介するウェブサイトを開設。京都の温泉観光のアピールを強化している。

市によると、温泉に入れる入浴施設や旅館、ホテルなどは市内に約30カ所で「京都観光で温泉に入るというイメージがあまり浸透していない」(観光MICE推進室)。温泉があると観光客の滞在期間が長くなる傾向があり、消費額の拡大が期待できるという。

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