働き方・学び方

イチからわかる

経団連が再開 企業の政治献金、何のため?

2014/9/30 日本経済新聞 プラスワン

イチ子お姉さん 大きな会社の集まりである経団連(けいだんれん)が政治(せいじ)献金(けんきん)を再開することになったわ。加盟する会社に自民党への献金をするよう呼び掛(か)けるの。
からすけ 献金? お金を貸すんじゃなくてあげちゃうってことかな。でも会社が政治のためのお金を出すって、何のためなんだろう?

■政党の政策実現 後押し

 イチ子 経団連は戦後ずっと、資本主義を守る自民党を支持してきたのよ。政治をするにはスタッフの人件費や事務所の家賃をはじめ、大きなお金が必要なの。政治献金はこういう政治にかかる資金を会社や個人がルールに基づいて提供するものよ。会社の場合は企業(きぎょう)献金と呼ばれていて、提供するのは政党に限られているの。政治家個人への献金は禁止されているのよ。

 からすけ じゃあ自民党にはどのぐらい献金しているの?

 イチ子 2012年の自民党への企業献金は約14億円だったわ。

 からすけ 14億円! すごく大きなお金だね。

 イチ子 でも昔に比べるとずいぶん減ったのよ。これまでで一番多かった1990年には100億円を超えたんだから。経団連が自動車メーカーや電機メーカーなどがつくる団体ごとにいくら献金するか決めて、それぞれの団体がさらに会社に細かく割り振(ふ)っていたの。こういうお金の集め方を「あっせん」と言うんだけど、国民に批判されて94年から中止したのよ。

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