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女性クールビズ、肩や脚の「見えすぎ」注意

2014/6/5 日本経済新聞 夕刊

 湿度が日に日に高まってきた。もはやスーツが定番の男性だけでなく、女性もクールビズが欠かせない。とはいえ、女性の仕事服は多彩で、何が不適切かはつかみにくい。女性のクールビズで男性が違和感を持つ点と、着こなしのポイントを考える。

 先週の紙面でコーディネートのプロは男性のクールビズには「他人がどう見るかという視点が欠けがち」と指摘した。では女性のクールビズはどんな問題があるのか。

 似合う色を重視したスタイリングのサービスを展開するココカラー(川崎市)代表の都外川八恵さんに尋ねると「それはビズの部分。ビジネスらしさが欠けている」という答えが返ってきた。典型は過度な露出だ。

 「女性の肩があらわになっていると落ち着かない男性は多いと思います」。男性専門のコーディネートサービスを提供するライフブランディング(東京・港)の社長、吉田泰則さんはそう指摘する。多くの男性は女性のコーディネートまで見ていない。だが、露出は目に付く。そして脚や肩、胸元などの露出度が高いと違和感を持つ。

 「肩くらいで大げさな」と思う女性もいるだろうが、男性が仕事の場で肩を出すことはない。それが見えると仕事服ではないように感じるのは、当然ともいえるだろう。

 従って、肩や胸元の開きすぎや、脚の見えすぎは「当然NG」と都外川さん。スカート丈は膝を中心にプラスマイナス10センチにおさめるのが妥当だろう。ショートパンツについて、都外川さんは「膝丈でセンタープレスが入っていれば許容範囲だと思うが、業種によっては異なる」と話す。

 夏場でもスーツやジャケットを着ることが多い営業職などは、さらに細やかな配慮が必要だ。女性営業職のコミュニティーサイトを運営する一般社団法人「営業部女子課の会」(東京・港)の代表理事、太田彩子さんは「素足はNG。営業では靴をぬいで家に上がることもある。ストッキングは必須」と話す。

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