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海外限定品、ネットで安心お取り寄せ

2014/3/28 日本経済新聞 夕刊

 日本の店では扱っていない商品を手に入れるためのサービスが増えている。海外のサイトを通じて購入した商品を配送してくれるほか、商品の購入を代行してくれるサービスもある。安く入手できるだけでなく、海外からでも確実に手元に届けてくれる安心感も利用者に受けている。

 「日本にはないものが現地の価格で買えるのでありがたい」。埼玉県鶴ケ島市の主婦、中村伯美さん(39)は日用品などの購入にgroowbits!(グロービッツ、東京・中央)の配送サービスを利用している。3カ月に一度、欧州や米国で販売している商品をまとめて送ってもらっている。

■欧米に物流センター

「モールテール」は海外で商品の状態を一度確認してから配送してくれる

 同社のサービス「malltail(モールテール)」では、まず利用者が欧米などの通販サイトで商品を購入する。注文した商品は欧米にある同社の物流センターを送り先にして届けてもらう。センターでは商品が破損していないかなどをチェックして、日本に配送される。

 商品の購入代金のほか、手数料を含めた配送料がかかるが、同社は運送会社と法人契約を結んでいるため、個人で輸入するよりも安く済む。複数のサイトで商品を購入した場合でもまとめて梱包して配送してもらえ、負担をさらに抑えられる。関税がかかる商品は、日本に配送した後に利用者が支払う。

 海外の通販サイトは安売りセールやキャンペーンを頻繁に開いており、商品の製造・販売元が日本向けに設けている公式サイトの販売価格より安いことが多い。「送料を含めても日本の公式サイトより安くなる場合がある」(仲里一義社長)。購入手続きから平均10日程度で手元に届き、個人で輸入する場合と期間はほとんど変わらない。

 サイトに登録すれば同社の配送サービスを利用できる。サイトでは購入した商品の配送履歴も随時確認できるほか、まとめて配送してもらいたい商品を選べる。海外サイトのセール情報を紹介したり、代表的な通販サイトの購入手続きも案内したりしている。

 サービスは2011年から開始。現在は米国とドイツ、韓国に物流センターを持っており、米国と欧州、韓国のサイトで買い物をするときに利用できる。日本での利用者は約1万人。そのうち1割が月5回以上利用している。「日本で販売していない衣料品や雑貨を購入するときの利用が多い」(仲里社長)

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