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髪、頭皮マッサージで若々しく ゴシゴシ洗いは禁物

2014/2/20 日本経済新聞 プラスワン

 年齢を重ねても、髪にツヤやボリュームがあると若々しく見えるもの。日ごろの洗髪に気を配ったり頭皮のマッサージをしたりすると、どこまで髪の健康を保てるのだろうか。専門家に聞いた。

 都内に住む40代後半の女性、Nさんは「最近、鏡を見るたびに髪が薄くなった気がする。ツヤやコシもなく、何だか老け顔になった」と話す。トリートメントを替えたり、頭皮をよく洗ったりしているが「何が髪にいいのかわからない」というのが本音だ。

 このように髪の老化を気にする人は多いが「頭髪は、間違った常識や思いこみによる手入れで老化を加速させる可能性がある」と、毛髪専門の城西クリニック(東京都新宿区)院長の小林一広さんは指摘する。

■ストレスも影響

 例えば洗髪のとき、毛穴の汚れを取るためにゴシゴシ力を入れて洗っていないだろうか。清潔にすることは大切だが、頭皮は老化が進むにつれ、皮脂の分泌が悪くなったり保湿成分が減少したりするので、洗いすぎると乾燥する。

 逆に、男性型脱毛(AGA)の人は一般に皮脂が多く汗をかきやすく、頭皮が湿潤な傾向が見られ、フケが増える場合もある。女性も閉経による女性ホルモンの減少によって男性ホルモンの働きが目立つようになると同様の現象がみられる。乾燥した頭皮も脂っぽい頭皮も、ゴシゴシ洗うと頭皮を傷つけ、皮膚炎になりかねない。

 髪の老化現象には、薄毛、ハリ・コシのなさ、白髪、うねりやパサつきなどがある。これらは、皮脂の過剰分泌や乾燥、髪の発育のサイクルの不調、血行不良で栄養が行き届かないことなどから起きる。白髪の場合は髪の色素機能がうまく働かずに低下するなど、老化の要因が複雑に絡み合っている。また、ストレスやバランスの悪い食事、喫煙習慣、過度のダイエット、睡眠不足なども髪の老化につながる。

 髪や頭皮の良好なコンディションを維持するために、すぐ実践できることは生活習慣を見直すことだ。さらに、日常の洗髪にも気を配り、血行を促す頭皮マッサージも試したい。

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