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笑顔力どこまでアップできるか 表情筋トレに挑戦

2014/2/14 日本経済新聞 プラスワン

 10年ぶりに会った友人に「楽しくないの?」と尋ねられ、困惑した記者(42)。鏡を見ると、口角と頬が下がり、上まぶたは腫れぼったく不機嫌そうな顔。ステキな笑顔になるために、表情筋を鍛えたほうがよさそうだ。腹筋のようにトレーニングで改善できないか、試してみた。

 最初に訪ねたのは皮膚臨床薬理研究所(東京都渋谷区)相談役の北沢秀子さん。顔ヨガ・表情筋運動研究会を立ち上げ、皮膚の内側からも肌を美しくと説く。目尻などのシワが怖くてあまり笑わないようにしていたと話すと「表情は相手に心を伝える手段。絶対に必要」と、早速、顔の筋肉について教えてくれた。

■心を相手に伝え 小顔効果も期待

 顔周りには約30種の筋肉があり、表情を作る表情筋と、食べ物をかむ筋肉に分けられる。表情筋は頭と顔全体の表層にある薄い板状の筋で、皮膚とくっついている。「細かく柔軟に動く表情筋があれば100種類の表情を作れる。心を相手に伝えやすく、小顔効果も期待できる」という。

 解剖学の教科書をみると、皮膚の下の脂肪細胞のさらに下に、筋肉はある。確かにこの筋肉を動かせば、脂肪細胞も刺激されて小さくなるかもしれない。

 「表情は1週間で、二重顎は1カ月程度で変わる」と北沢さんは話す。同研究会が推奨する28種の運動のうち、特に気になっている上まぶた、頬、口角、顎周りに関するものを試す。

 眉を上げて目を見開き、眉を上げたまま目を閉じる。これは上眼瞼挙(じょうがんけんきょ)筋の運動だ。眉を上に保ちながら目を閉じるのは簡単ではない。目を強く閉じたり緩めたりするのも良い。

 口角を上げるために両唇を巻き込む感じにして横にひくのはすぐにできた。顎周りがスッキリするのを目指し、天井を向いて口を開けるのも造作ない。

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