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得々家計

家事代行サービス、目的や予算で使い分け

2014/1/29 日本経済新聞 プラスワン

 家事代行業者のサービスが多様化している。家庭に不在でも利用できたり、場所を絞って割安で掃除を頼めたりするなど目的や予算に応じて選ぶことができる。塾への子どもの送迎など関連サービスを手掛ける例も出てきた。プランの特徴を知り、自分に合ったものを選ぼう。
掃除する場所を絞ったサービスも増えている

 「夫婦げんかが減ったのは家事の負担が減ったおかげかも」。東京都港区に住む30代の山崎美穂さん(仮名)はこう笑う。山崎さんは共働きで2児の母。毎週金曜日に家事代行サービスを2時間利用し、トイレや風呂掃除、アイロンがけなどを頼む。料金は月3万円強。家族で過ごす時間が増え、気持ちに余裕もできたという。

 山崎さんが使うのは家事代行大手、ベアーズ(東京都中央区)の「デラックスプラン」。定期利用者が対象で料理や買い物、宅配便の受け取りなど幅広い家事を請け負う。料金は1時間3465円。月400円の追加料金でスタッフが合鍵を預かって留守中に家事をするオプションがあり、山崎さんも利用している。

 サービスは「共働き世帯のほか、会社員の子どもが離れて暮らす両親向けに使う例も多い」と高橋ゆき専務は話す。

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 原則60歳以上の高齢者に仕事を提供するシルバー人材センターも家事支援を手掛ける。同センターは全国の市区町村にあり(一部地域を除く)、料金は1時間870~1000円前後と比較的手ごろな例が多い。

 通常は利用者が住む地域のセンターに登録するスタッフが派遣されるため、地域の事情に詳しい人に買い物などを頼むことができる。高齢者であれば、同世代で共通の話題が見つかりやすい面もある。

 一方、高所得世帯向けに多様なプランを提供するのがミニメイド・サービス(東京都渋谷区)だ。整理・収納を支援する「整理ing(セイリング)」は効率よく家事ができるキッチンの収納方法を提案したり、部屋にあふれたモノの整理の手助けをしたりする。

 スタッフはNPO法人ハウスキーピング協会の認定資格「整理収納アドバイザー」を持つ。基本料金は1時間5250円で、「企画・デザイン料」を加算する仕組みだ。

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