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アート風・漫画風… おもしろ写真編集アプリ人気

2013/3/1 日本経済新聞 夕刊

 子どもやペット、風景などスマートフォン(スマホ)で撮った写真がアートになったり、漫画になったり――。デジタル画像を簡単な操作で個性的な作品に早変わりさせることができるおもしろ写真編集アプリに人気が集まっている。SNS(交流サイト)の普及で写真を友人や家族と共有する機会が増えており、手軽にひと味違う写真にできる点が受けているようだ。

 「味気ない写真が、一気にアート作品のようにできるので楽しい」

 川崎市在住の主婦、宮下美恵さん(33)が最近はまっているのが、写真加工アプリの「Cameran」(リクルート)だ。写真家で映画監督の蜷川実花さんが監修。色とりどりのフレームに当てはめたり、色あせた感じにしたりできる。

 2012年10月に提供開始して以来、女性を中心に口コミで利用が広がり、ダウンロード数は2月中旬時点で累計250万件に達した。iPhone(アイフォーン)とアンドロイド端末に対応し、ダウンロードは無料だ。

■フレーム鮮やか

 同アプリを開発したリクルート・メディアテクノロジーラボの大城哲也さんは人気の秘密を「飽きが来ないよう頻繁に新しいフレームを追加している」点にあると説明する。蜷川さんの作品は鮮やかな色使いで人気が高い。自分で撮影した写真を簡単に花や光に彩られたアート風写真にできるのも利用が急拡大したポイントだという。

 アプリを起動し、好みのフレームや色合いを選んだ状態で撮影すれば、独自の世界観の写真がその場でできあがる。スマホに保存した写真も加工できる。宮下さんは1歳の子どもや愛犬、食卓風景などをスマホやデジタルカメラで撮影し、一度保存してから編集してフェイスブックに投稿している。

 背景にあるのが、フェイスブックやツイッター、ミクシィなどのSNSの普及だ。投稿する写真を少しでも自分らしく編集したいという需要が拡大している。こうしたニーズをにらみ、CameranはSNSに投稿できる機能を備えた。

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