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花の名前や鳥の声… アプリで検索、雑学博士に 位置情報やSNSと連動

2012/8/17 日本経済新聞 夕刊

 この花の名前は? 空から聞こえてきた鳴き声は何の鳥? 偶然見つけた神社の由来は――。街を歩いているとき、ふと浮かぶ様々な疑問。そんな声に応えてくれる雑学アプリが続々登場している。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)片手に街を歩けば、世界がますます広がりそうだ。

■現在地の歴史を検索 友人と共有も

花の名前を画像から調べるアプリ「花しらべ」。検索すると、いくつかの候補が出てくる(横浜市)

 「普段生活している場所でも、新しい発見があって面白い」。東京在住の会社員、石岡みゆきさん(29)は、今いる場所の情報を検索できるアプリ「goocus(グーカス)」を愛用している。

 グーカスはオンライン百科事典「ウィキペディア」を活用したアプリ。スマホの全地球測位システム(GPS)機能を使い、現在地の周辺でウィキペディアに情報が載っているスポットを表示する。

 例えば「大手町」で使ってみると、周辺の企業やビルの名前のほか「平将門の首塚」などの史跡も出てきた。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とも連動していて、検索した情報にコメントを付けて友人と共有することもできる。

 石岡さんは最近、長野県上田市を訪れたときにグーカスを使ってみた。「上田城が『お城ファンが選ぶ好きな城』の1位だと分かったり、近くに『上田ローマン橋』という変わった名前の橋があることが分かったり。普通に検索していたらたどり着けないことまで出てくる」。友人と話すときの「ネタ」としても重宝している。

 「小学生の娘に花の名前を聞かれても答えられるように」。茨城県守谷市在住の取出新吾さん(45)は外出時に「花しらべ」というアプリ(有料)をよく使う。スマホで花の写真を撮ると、その花が何という花なのかを示してくれるアプリだ。

 「花しらべ」は現在、1752種の花を登録している。花の写真を撮ってアプリで検索すると、画像認識で似ている花を調べ、候補をいくつか提示。その中から自分でどの花かを判別する仕組みだ。花の大きさや花びらの枚数、撮影した月、生育環境などの細かい条件を入力すれば、候補はより絞り込まれる。「気になる花を見つけたらまず撮影して、出てきた候補を見ながら娘と話をするのが楽しい」と取出さん。親子のコミュニケーションにも良さそうだ。

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