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語学レッスン、私の部屋で 学ぶ場少ない言語も手軽に オンライン使い自分のペースで学習

2012/7/26 日本経済新聞 夕刊

 インドネシア語、ヒンディー語、アラビア語……。英語や中国語などに比べて学ぶ人の少ない外国語を勉強するにはどうしたらいいだろうか。近場に語学教室がなかったり、そうした言語を扱っていなかったりというケースも多い。そんなときに便利なのがインターネットを活用したオンライン語学学習だ。

オンライン講座を担当するインドネシア語の講師(東京都港区のインターカルチュラル・ネットワークス・ジャパン)

 「好きな時間帯に自分のペースで勉強できる。思った以上に便利」と話すのは、オンラインでインドネシア語を勉強している千葉県旭市に住む向後善子さん(34)。家族が経営する松山鋼材(千葉県旭市)は毎年インドネシアから研修生を迎えており、同国の言語に興味を持った。

 しかし、近所にはインドネシア語を学べるところがない。「週末に東京都内に習いに行くことも考えたが、交通費や時間がかかる」と向後さん。そこで、ネーティブの先生と1対1のレッスンを受けられるオンライン学習の受講を決めたという。

■チャット機能を活用

 向後さんが学ぶのはインターカルチュラル・ネットワークス・ジャパン(INJ、東京・港)のオンラインレッスン。対面型レッスンで教える先生がネット通話「スカイプ」を使って授業をする仕組みで、自宅のパソコンでレッスンを受けられる。

 受講料は対面型レッスンより安く、55分間のレッスン10回で約5万5000円。INJの近藤由美社長によると「仕事で東南アジアに赴任するので言葉を学びたいという人が増えている」という。

 パソコンの画面に先生の顔が映り、チャット機能で板書もできるなど、授業の中身は教室での対面型とあまり変わらない。「自分の部屋で好きな時間にレッスンを受けられる。メリットの方が大きい」(向後さん)

 ゴーウェル(東京・千代田)が運営する、ミャンマー語やタイ語を教えるTCCは今月からミャンマー語のオンラインレッスンを始めた。料金は50分のレッスン10回で2万5000円。責任者の深野真智子さんは「需要増に対応した。場所代がかからない分、低価格でレッスンを提供できる」と話す。無料レッスンを10分間受けられる仕組みもあり、体験学習から始められる。

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