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ランナー注目、ランニング向けアプリ コース表示、消費カロリー管理…

2012/3/30 日本経済新聞 夕刊

 春本番。ランナーが待ちに待った季節がやってきた。存分に楽しむために今、活用したいのが、ランニング向けのスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)アプリ。走ったルートを記録したり、スピードをコーチのように指示してくれたり。自分にあったアプリを活用すれば、これまで以上に体力アップも期待できそうだ。

休日の皇居ランナーは1万人強にもなるという(東京都千代田区)

 「ジムのマシンで走っているときのように情報が手に入るのがうれしい」。東京都に住む会社員、伊藤純さん(仮名、30)は週2日、健康維持のために近所をランニングしている。その際、手放せないのがiPhone(アイフォーン)のアプリ「ジョグノート(JogNote for iPhone)」だ。

 ジョグノートはスマホの全地球測位システム(GPS)の機能を利用し、走る速さや距離などをリアルタイムに表示する。コースや消費カロリーも自動で保存され、日々の記録をいつでも確認することができる。

■目的別にメニュー作成

 ランニングコーチ役を務めてくれるアプリもある。アディダスジャパン(東京・新宿)の「マイコーチ(micoach)」。ランニング中に、走る速さなどを指示してくれるのが特徴だ。

 アプリは無料で、スマホにインストールしたら、メールアドレスなどを登録。あとは健康維持などランニングの目的や練習の強度、1週間あたりの練習回数を入力すれば、プロのトレーナーが監修した3000以上の練習メニューから適切なものを自動で選び出してくれる。

 ランニング中は速度がプランから外れると、即座にスピード修正の指示が飛ぶ。東京都に住む会社員の石川愛さん(28)は「まるで専属コーチがついているよう。トレーニングの効果も上がる」と笑う。

 ランニングの目的は体力アップだけではない。さまざまなコースを楽しみたい、という人も少なくないだろう。そうしたコースの情報を提供するサイトも広がっている。たとえば休日には1万人強(2011年2月時点)もの市民ランナーが走る皇居外周。人気の高まりに対応し、地元の千代田区観光協会はサイト「皇居ランナーズ+」を設け、情報提供を行っている。

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