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快適に無線LANを使える空港は

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急速に普及したスマートフォン(スマホ)など携帯機器を使ってインターネットに接続する利用者にとって、気になるのは移動中の通信環境だ。旅行や引っ越しで飛行機に乗る機会が増えるこの時期。待ち時間の長い空港で無線LAN(構内情報通信網)はどのくらい使えるのか。国内の主要空港の状況を調べてみた。

待ち時間を無駄なく

「今年は3時間の乗り継ぎ時間も苦にならない」。そう話すのは、オーストラリアから旅行に来た医師のケニー・ラオさん(27)。羽田空港で北海道に向かう便を待つ間に、持参したノートパソコンを無料の無線LANにつないでネットサーフィンを楽しんでいた。「昨年冬も日本に来たが、羽田の国内線ターミナルには無料の無線LANがなく、時間を持て余した」と話す。

羽田空港は2011年11月から国内線ターミナルのほぼ全域で無料無線LANの提供を始めた。10年10月に開業した国際線ターミナルは同年12月からほぼ全域で無料無線LANを提供していたが、国内線は有料だった。乗り継ぎ客から「国内線も無料にしてほしい」という声が多く寄せられ、無料化した。羽田同様に搭乗直前まで無料無線LANを使える主要空港は新千歳、成田、中部、関西、福岡と全国に広がっている。

新千歳、成田、羽田、福岡は館内ほぼ全域で使える。関西も工事中の一部エリアを除き、幅広いエリアで可能だ。中部は搭乗前の保安検査を通った後の制限エリア内のみ無料。保安検査を通る前の一般ロビーなどは有料となる。

大阪(伊丹)は館内ほぼ全域で無線LANが使えるが、有料だ。那覇も搭乗待合室の一部に有料の無線LANがあるのみだ。

無料の無線LANはどのように接続すればいいのか。一番簡単なのは関西だ。無線LANに対応したノートパソコンやスマホなどの設定画面で、関西の無料無線LANを選べば自動的につながる。それ以外の空港はメールアドレスを入力し、利用規約の同意ボタンを押すなど、登録手続きが必要な例が多い。

ただ、羽田は3時間、福岡は1時間で接続が切れる。再び登録すれば使えるが、長時間使う場合は注意が必要だ。

無料の充電設備も

家や会社を出た後、搭乗直前までネットに接続すれば、電池は消耗する。そんな時に安心なのが無料の電源コンセントを備えたパソコン用デスク。羽田、成田、中部、関西、伊丹の各空港にあり、空いていれば無料で電源コンセントや机を使える。羽田(国内線)や中部にはスマホなどの充電端子を備えた無料の電源ステーションも設けられ、伊丹も同様の設備を設置予定だ。福岡は充電スペースはあるが、電源の利用は有料。20分200円だ。新千歳と那覇には特にそのようなスペースはない。

旅行で都内を訪れ、羽田空港で那覇に帰る便を待っていた沖縄県の公務員、宮里小百合さん(31)は「(出発時間)ぎりぎりに空港に行くことが多かったが、ネット接続が無料なら便利。もっと早く空港に来て色々なことをしたい」と話す。会社員の宮里みどりさん(27)も「仕事で忙しく、直前まで旅先で行きたいお店などを調べられないことが多い。空港でじっくりネットを使って調べられるとうれしい」という。

無料の無線LAN提供などは韓国・仁川国際空港やシンガポール・チャンギ空港など、アジアの有力空港が先行してきた。14日に国際空港評議会が発表した11年の世界空港ランキングでも、利用者調査で7年連続の世界一に輝いたのは仁川、2位はチャンギだった。日本は5位に入った中部が最高だった。

海外の空港は無線LANを提供するだけでなく、搭乗エリアの待合席一つ一つに無料の電源コンセントを設けるなど、さらに利便性を高める取り組みも始まっている。携帯機器の使いやすさが、空港の快適さを左右する重要な要素の一つになってきた。

(電子報道部 岸田幸子)

[日本経済新聞夕刊2012年2月23日付]

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