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快適に無線LANを使える空港は

 

2012/2/24 日本経済新聞 夕刊

 急速に普及したスマートフォン(スマホ)など携帯機器を使ってインターネットに接続する利用者にとって、気になるのは移動中の通信環境だ。旅行や引っ越しで飛行機に乗る機会が増えるこの時期。待ち時間の長い空港で無線LAN(構内情報通信網)はどのくらい使えるのか。国内の主要空港の状況を調べてみた。

■待ち時間を無駄なく

羽田空港では無線LANサービスを無料で利用できる

 「今年は3時間の乗り継ぎ時間も苦にならない」。そう話すのは、オーストラリアから旅行に来た医師のケニー・ラオさん(27)。羽田空港で北海道に向かう便を待つ間に、持参したノートパソコンを無料の無線LANにつないでネットサーフィンを楽しんでいた。「昨年冬も日本に来たが、羽田の国内線ターミナルには無料の無線LANがなく、時間を持て余した」と話す。

 羽田空港は2011年11月から国内線ターミナルのほぼ全域で無料無線LANの提供を始めた。10年10月に開業した国際線ターミナルは同年12月からほぼ全域で無料無線LANを提供していたが、国内線は有料だった。乗り継ぎ客から「国内線も無料にしてほしい」という声が多く寄せられ、無料化した。羽田同様に搭乗直前まで無料無線LANを使える主要空港は新千歳、成田、中部、関西、福岡と全国に広がっている。

 新千歳、成田、羽田、福岡は館内ほぼ全域で使える。関西も工事中の一部エリアを除き、幅広いエリアで可能だ。中部は搭乗前の保安検査を通った後の制限エリア内のみ無料。保安検査を通る前の一般ロビーなどは有料となる。

 大阪(伊丹)は館内ほぼ全域で無線LANが使えるが、有料だ。那覇も搭乗待合室の一部に有料の無線LANがあるのみだ。

 無料の無線LANはどのように接続すればいいのか。一番簡単なのは関西だ。無線LANに対応したノートパソコンやスマホなどの設定画面で、関西の無料無線LANを選べば自動的につながる。それ以外の空港はメールアドレスを入力し、利用規約の同意ボタンを押すなど、登録手続きが必要な例が多い。

 ただ、羽田は3時間、福岡は1時間で接続が切れる。再び登録すれば使えるが、長時間使う場合は注意が必要だ。

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