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初乗り130円でどこまで行ける? JR首都圏一筆書きの旅

2011/8/19 日本経済新聞 プラスワン

 JRの初乗り運賃だけで、1都6県を回れることをご存じだろうか。改札の外には出られないが、まる一日、電車の旅を満喫できる。最近はやりの「鉄子」(女性の鉄道ファン)ほどではないが、鉄道の旅が好きな女性記者(37)は、いつか挑戦してみたいと思っていた。電車内はある程度空調が利いているし、最近は駅ナカグルメも充実しているから、十分納得できる旅を楽しめるはずだ。

■1都6県巡る旅、原宿駅から出発

この切符で約500キロ、1都6県を回ってきた

 東京、大阪、福岡、新潟の4都市圏では、決められた区間内を普通乗車券で1日のうちに利用する場合、最も安い経路の運賃を適用するという特例がある。例えば山手線で東京駅から神田駅へ行く場合、内回りならば1駅、外回りだと28駅を移動するが、どちらの経路で乗車しても運賃は初乗りの130円でいい。ただし、改札を出たり、同じ駅を2回以上通ったりすると最低運賃は適用されない。

 このルールを守り、できるだけ長距離を移動することを鉄道ファンは「大回り乗車」と呼ぶ。今回は東京都内を出発し、神奈川、埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉の6県を巡って東京に戻る計画を立てた。

 8月上旬の平日、自宅からアクセスのいいJR原宿駅をスタートに決め、朝早くに家を出る。午前6時20分の原宿駅は人影もまばら。あえて紙の切符を購入して、改札を通る。

 朝ご飯は駅ナカ店舗が多い品川駅でと考え山手線に乗り込んだ。たださすがにこの時間に開いている店は少ない。なんとか新幹線口のコーヒー店が開いているのを見つけ、パンとホットコーヒーを購入した。ちょっとマナー違反かなと思いながらも、東海道線の下り電車で旅気分で食べよう。

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