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健康志向や環境配慮などからブームが続く自転車。自然の中を風を切って走るのは爽快(そうかい)だ。自転車が安全に走れることを目的に全国で整備が進んでいる「大規模自転車道」の中からおすすめを専門家に選んでもらった。

572ポイント
瀬戸内海横断自転車道(広島県尾道市~愛媛県今治市、80.4キロ)
 本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」に並行するように走り、美しい風景を楽しめる。魅力の一つが、自動車も通る本四架橋=写真=を渡れる点。三連つり橋の「来島海峡大橋」、塔から斜めに張ったケーブルで橋を支える斜張橋の「多々羅大橋」など眼下に海を眺めながら走るコースはまるで「空中サイクリング」(中村博司さん)。橋の通行料金は計500円。レンタサイクルも充実。
 「距離が長く、瀬戸内海を見ながら走れる気持ちの良い道」(山口博久さん)、「初心者からベテランまで楽しめるコース。健脚ならそれぞれの島を一周すると走り応えがある」(門岡淳さん)
447ポイント
メイプル耶馬サイクリングロード(大分県中津市、36.1キロ)
 山あいを走る鉄道廃線跡を利用した道。奇岩で有名な「耶馬渓」や江戸期に岩を掘り抜いて造った「青の洞門」など多くの景勝地があるほか、鉄道トンネルや鉄橋なども残る多彩なコース。鉄道跡のため、こう配も緩やか。2003年に一新した耶馬渓サイクリングターミナルは貸自転車のほか、シャワー施設や宿泊設備なども備える。
 「季節により変わる耶馬渓の素晴らしさを堪能できるほか、プラットホーム跡など廃線探索の楽しみもある」(渡部裕雄さん)、「耶馬渓の川沿いがきれいで、紅葉時は最高」(名和博さん)
317ポイント
びわ湖よし笛ロード(滋賀県近江八幡市~東近江市、26.2キロ)
 琵琶湖東部を走る平たんな道で初心者も気軽に楽しめる。周りに安土城、観音寺城などの城跡、直径13メートルの大水車など見どころ多数。周辺は水郷の町としても知られ、八幡堀=写真=やヨシ地などからなる「近江八幡の水郷」は06年に国の重要文化的景観の全国第1号に選ばれた。電車で行きやすく、近江八幡駅前と安土駅前で自転車を借りられる。
 「湖岸の美しい景色。アップダウンが少なく非常に走りやすい」(相宅浩一さん)、「平たんな琵琶湖畔を縦横無尽に走れる。(自転車道といった感じではなく)“普通の道”という風情が良い」(疋田智さん)写真はびわこビジターズビューロー提供
261ポイント
荒川自転車道(埼玉県さいたま市~滑川町、45.9キロ)
 起伏が少ない堤防上にあり、走りやすい。春には桜のトンネルや菜の花の道など自然を満喫できる。途中に日本一の川幅(2537メートル)を体感できる場所も。河川敷の運動施設レッズランド(さいたま市)などでレンタサイクルも可能。「都心から行きやすく、都市生活者も気軽に楽しめる。道幅も広く、景色も美しい」(村山友宏さん)
223ポイント
筑波自転車道(茨城県桜川市~土浦市、40.1キロ)
 筑波鉄道の廃線跡を活用。トイレや休憩場所、観光案内標識などが整っており、家族連れでも安心。「つくばりんりんロード」の愛称があり、起点は岩瀬駅、終点は土浦駅のすぐそばと交通の便も良い。土浦側や途中の筑波休憩所などにレンタサイクル施設がある。「平たんなコースで刻々と変わる筑波山の眺望を楽しめる」(宮内忍さん)
200ポイント
支笏湖公園自転車道(北海道千歳市、26.5キロ)
 千歳市市街地と支笏湖を結び、美しい原始林を抜けるコースで、大自然の中を快適に走れる。サケの遡上(そじょう)で知られる千歳川に沿うように走り、道中には「クマ出没注意」の看板もある。千歳駅などにレンタサイクルあり。「千歳川と豊かな緑に挟まれた自然の中のサイクリングを楽しめる」(渡部さん)
187ポイント
一般府道京都八幡木津自転車道線(京都市~京都府木津町、45キロ)
 京都の観光名所・嵐山の渡月橋から始まる幅3メートルの走りやすいコース。沿線には桂離宮や法輪寺などの神社仏閣のほか、「流れ橋」として知られる上津屋橋=写真=など見どころが豊富で散策にも向いている。八幡市駅前などにレンタサイクルがある。「大都市に近いにもかかわらず、河川のダイナミックな風景が素晴らしい」(岩田康裕さん)
161ポイント
釧路阿寒自転車道(北海道釧路市、25.4キロ)
 釧路河畔公園を起点にタンチョウヅルの飛来で知られる釧路湿原、釧路市動物園などを経由する自然豊かな道。四季の様々な風景を満喫でき「湿原の夢ロード」の愛称を持つ。こう配などを記した標識もある。釧路駅付近などにレンタサイクル。「道東の風景を楽しみながら走れる」(門岡さん)
150ポイント
蒜山高原自転車道(岡山県真庭市、28.9キロ)
 岡山県北部に広がる高原を周回するコース。四季折々の景色を織りなす「蒜山三座」の山々を眺めながら走る。山すその高原らしくアップダウンも少なくないが、レンタサイクルではマウンテンバイクも借りられる。「高原のさわやかな空気を吸って走れる」(中村さん)
10
143ポイント
オホーツク自転車道(北海道網走市~北見市、37.3キロ)
 網走中央公園から網走湖、能取湖、オホーツク沿岸を経てサロマ湖に至る。約7割が水辺で、こう配も緩やか。網走国定公園内にあり、途中にサンゴソウ群生地などもある。網走市街などにレンタサイクル。「オホーツクの海の色を眺め、知床への山並みを見上げて走る」(新庄良太郎さん)

1位になったのは「瀬戸内海横断自転車道」。1999年に全線開通した本四架橋の「しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)に並行するように走る。絶景に加え、レンタサイクルが充実しており、初心者でも本格的なサイクリングができる。

これまで自転車愛好家が遠出するときは、自転車を分解して袋に入れて鉄道などを利用する「輪行」や、自家用車に積んで行くケースがほとんどで、初心者にはハードルが高かった。レンタサイクル施設の整備が進み、初心者にも利用しやすくなってきた。軽快に走れる車種をそろえたところも増えている。

瀬戸内海横断自転車道のレンタル施設では2010年4月時点で約1000台の貸自転車のうち、約300台がクロスバイクやマウンテンバイクなど長距離や坂道に向くスポーツタイプ。子ども用も約150台、電動アシスト自転車も約50台ある。道沿いの14カ所の自転車ターミナルで扱っており、乗り捨ても可能。全線を走破する本格派から、短い距離を走る家族連れまで幅広い層が楽しめる。

10位内のすべてで、周辺地域まで含めるとレンタサイクル施設が見つかる。2位の「メイプル耶馬サイクリングロード」のように、2人乗りが可能なタンデム車などユニークな車種を用意している所もある。

気をつけたいのが事故。「自転車道」と名が付いているが、自転車専用ではなく、歩行者と兼用のところが大半だ。専門家は「歩行者を優先してスピードダウン」(相宅浩一さん)、「自転車は車両なので道の左側を走ろう」(門岡淳さん)などと注意している。

「出雲路」「利尻」推す声も多く

大規模自転車道は国土交通省が指定し都道府県が整備する道で全国に135路線ある。「何でもランキング」は7年前も同じテーマで掲載。前回は整備を終えた60路線を比べたが、09年度末で約85%が整備済みのため、今回は全路線を対象とした。今回は11位以下だったが、前回7位の出雲路や8位の利尻島の自転車道を推す声も多かった。


 表の見方 距離はコースの全長。数字は専門家の評価を点数化。
 調査の方法 隣接する道や愛称が同じなど同一と見なせるものは1つのコースとして扱った。選者にはおすすめのほか「初心者・家族向け」などの観点で挙げてもらい、集計した。選者のうち9人は7年前の前回も参加、残る4人も前回と同じ組織に所属する。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)。
 相宅浩一(パナソニックサイクルテック企画部)▽岩田康裕(あさひネット営業課課長)▽門岡淳(サイト「自転車ツーリング再生計画」主宰)▽新庄良太郎(ミヤタサイクルブランドマネジメント部)▽中堀剛(「ニューサイクリング」編集顧問)▽中村博司(自転車博物館サイクルセンター事務局長)▽名和博(サイト「自転車・峠おやじ」運営)▽野沢伸吾(ワイズロード志木店店長)▽疋田智(「自転車ツーキニスト」著者)▽宮内忍(八重洲出版自転車事業部)▽村山友宏(「ファンライド」編集長)▽山口博久(「バイシクルクラブ」副編集長)▽渡部裕雄(ブリヂストンサイクル販売企画部)

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