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アンジェリーナ・ジョリーが受けた乳房切除とは

2013/5/17

 米国の人気女優、アンジェリーナ・ジョリーさん(37)が14日、ニューヨーク・タイムズに寄せた「将来の乳がん予防のための乳房切除」の告白が論議を呼んでいる。勇気を称える声がある一方、不用意な乳房切除を促してしまうと危惧する声もある。本人は「(乳がん対策の)選択肢のひとつ」とし、執刀医も「すべての女性に正しい選択とは限らない」と強調しているが、メリハリの効いたボディーも憧れの的だったジョリーさんだけに、“余波”は当面静まりそうにない。

両乳房の切除手術を受けたと告白した女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(4月、ロンドンで主要国外相会合に参加したときの姿)=ロイター

 乳房切除と聞くと衝撃的だが、実は小さな傷がある以外、見た目は手術前と変わらない。ジョリーさんも「女性らしさを少しも損なったと感じない」とニューヨーク・タイムズへの寄稿で書いている。

 ジョリーさんが手術を受けたカルフォルニア州ビバリーヒルズの「Pink Lotus Breast Center」が詳細を公開している。

 2月2日 乳首と乳輪の下の組織を取り出し、病巣がないか検査。ジョリーさんの場合、病巣はなく、乳首と乳輪がきれいに保存できることが判明

 2月16日 約8時間かけて、皮膚は保存し、乳房の中身を切除。仮の詰め物をした。乳房再建は形成外科医が担当

 3月4日 手術直後は「SF映画のシーンみたいな気がした」というほど、たくさんのチューブにつながれたジョリーさんが最後の術後処置を終え、いつもの精力的な生活に復帰

 4月27日 インプラントを詰め込み、乳房再建手術完了

 病院の発表は「A Patient's Journey」(患者の旅)と題されていたが、約3カ月もかかる長旅だったわけだ。乳房の組織を取り出すのに、バストのトップ周辺など何カ所か切開する場所の選択肢があるなかで、ジョリーさんはもっとも目立たない胸の下を選んだという。

 すべての手術にパートナーの俳優、ブラッド・ピットさんが付き添った。術後4日目、ジョリーさんはチューブだらけの体で、病室に次の映画のストーリーボードを壁に貼りだし、仕事に取りかかっていたという。

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