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3つ星スイーツ

クリーミーなチーズの味と香り 「レアチーズケーキ」対決

2010/5/13 日本経済新聞 電子版

2つ星に2つのケーキが選ばれたル・コワンヴェールの「ムース オ フロマージュ」

 様々なケーキのなかで、日本人に不動の人気を誇るチーズケーキ。焼いたベークドやふわっとしたスフレなどいろいろなタイプがあるが、なめらかな口溶けが後を引くのは、火を通さないレアタイプだ。オーブンを使わずに作れることもあり、家庭で手作りしたことのある人も多いのではないだろうか。今回の「今週の3つ星スイーツ」はそんなレアチーズケーキを特集した。高い評価を得たのは、老舗の人気商品と開業1年半の新しい菓子店の商品だった。


 レアチーズケーキは多くの場合、クリームチーズに生クリームを混ぜ合わせたものをゼラチンで固めて作る。東京近郊の菓子店からよりすぐった10商品を候補に選定。専門家らで構成する「日経スイーツ選定委員会」が食べ比べた。残念ながら3つ星はなかったが、2つ星には2つのケーキが選ばれた。いずれも一口食べればクリーミーなチーズの味と香りをしっかりと感じられる味わい深い一品だ。

★★★(3つ星)=文句なしのおいしさ。スイーツファンならぜひ食べるべき
★★☆(2つ星)=抜きんでている。電車賃を使ってでも買いに行きたい
★☆☆(1つ星)=水準を大きく上回る。遠回りしてでも買いに行きたい

 

2つ星となったしろたえ「レアチーズケーキ」

★★☆ しろたえ「レアチーズケーキ」

〈特徴〉東京・赤坂に店を構えて30数年になる老舗ケーキ店のシンプルなレアチーズケーキ。デンマーク産のクリームチーズを使用。やわらかいタイプとかたいタイプのものを混ぜ、その混ぜ加減を調整しながら、通常のレアチーズケーキに比べてややしっかりめの食感を生み出している。ケーキの土台はさくっとした歯ごたえのあるクッキー生地。クリームチーズの滑らかさと対照的で、ケーキを口にしたときの歯触りを大切に作っているという。ピスタチオの鮮やかなグリーンが真っ白なチーズにワンポイントではえる。創業当時は珍しかったというレアチーズケーキだが、チーズなどの配合は当時からまったく変えていないという。

〈感想〉「土台のサブレはサクサクで食感がよく、まったりとしたクリーミーなチーズとの対比が楽しめる」(平岩理緒さん)、「クリームチーズそのものの味を凝縮したようなストレートな味わい」(下園昌江さん)、「誕生以来30年以上も愛されており、安定感のあるこの味は今でも傑作」(清水好夫さん)

〈価格〉1カット250円、5個分の大きさの1250円、10個分の2500円もある(取り寄せ不可)

〈店舗〉東京都港区赤坂4―1―4(電話03―3586―9039) 持ち帰りは月―土午前10時半~午後9時、祝日10時半~午後8時(日曜定休)

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